コンサートで会いましょう喜怒哀楽トップページへ2004200320022001200019991998199719961995199419931992ホテル別インデックスレストラン別インデックス

2004.04.02.(金)

ラディソン都ホテル東京 Corner Deluxe Room
Radisson Miyako Hotel Tokyo
喜-1 同じ人の違う印象
桜とホテル棟
一度チェックアウトしたのだが、夜になって荷物を受け取りに来たついでに食事をしたら帰るのが面倒になってもう1泊することにした。チェックインインを担当したのは、かつて苦情を言って非常に落胆したことのある男性だった。改装直後、LANについて尋ねた際に、持つべき知識が欠落していただけでなく、客を客とも思わない態度を取って問題を大きくした経緯のある係だったので、それ以降、なるべく彼を避けていた。

しかし、今回は手が空いているのは彼だけ。仕方なく彼の前に立った。花粉症なのか鼻水ダラダラ、ズルズルで気の毒に思うことから始まったチェックインだが、大変感じがよかったのですっかり印象が変わった。「おタバコはおのみになりますでしょうか?」「では禁煙室をお探しましょう」「喫煙室でよろしければ、より条件のよいお部屋がご用意できそうですが」「臭いが気になるようでしたらフロントまでご連絡ください」など、こちらの希望を察してテンポよく対応していた。そう対応して欲しいことを、先に提案してもらえるだけでも、非常に印象がよくなる。今度カウンターに彼を見つけたら、迷わずそこへ向かうだろう。

廊下の隅に位置するコーナーデラックスルームは33平米のユニークな形状をした客室だ。客室扉を入ると、非常に長い廊下がある。そこだけ見ると、まるでスイートの入口のようで、その先にある居室への期待感が高まる。廊下に設置された大型の鏡や三つの額もいい雰囲気を作っている。

しかし居室は廊下が立派な分、やや狭さが強調されて拍子抜けする。天井が低い部分が、他の客室に比べて圧倒的に多く、天井が高いというこのホテルの特色が当てはまらない。レイアウトはなかなか興味深いが、デザイナーがこの部屋のことはまったく考慮していないらしく、照明器具が室内に一部に集結するなど、照明バランスも著しく悪い。

ベッドはキングサイズで一方がほぼ壁に接しており窮屈だが、反対側は窓に近くて開放的。せっかくの大きな窓は手垢で汚れたままだった。バスルームはスーペリアタイプと同等。入口から遠く、エレベータからも遠いので、他の客室よりも静寂とプライバシーが確保できるという点で優れた客室だ。

狭い居室 長くて立派な廊下

室内から廊下方向を見る デカいが役に立たないアーモアの右にデスクがある

ベッドの前にカウチソファ ホテルの桜

2004.04.03.(土)
カフェカリフォルニア
Cafe California
怒-3 ウソつき
外からアクセスするエントランス
1度目は金曜日のディナータイムに利用した。客室に備えられた季節の案内には、ディナーは4,042円から用意していると記載されているが、実際には5,775円からだった。どうしていつもウソの宣伝をするのか、その気が知れない。それでコースを注文する気がなくなり、アラカルトで軽食を選ぶことにした。ピザは美味しかったが、オードブルは気取った見た目の割りに味が悪く、ボリュームも少なすぎて損をした気分だった。

翌土曜日の昼にも利用した。3種類のセットのうち、2,310円のスターターとメインディッシュのセットを選んだ。料理はリストからチョイスする。そのリストが見にくい。スターターの中にはスープも含まれているが、リストを一見するとスターターとは別にスープもチョイスできるように見え、トリッキーな印象だ。

今回はアスパラという言葉に魅力を感じ、ポークのアスパラ添えを選んだ。スターターはすぐに出てきた。しかし、その後メインディッシュはいくら待っても出てこない。周囲を見ると後から来たお客が、すでにメインディッシュを食べ終えようとしている。メインディッシュの調理スタートの声掛けを忘れたなど、何かの手違いがあったとしか思えない。係を呼びとめ、どうなっているのかと尋ねると、「ポークの料理は火を通すのに時間がかかる」との言い訳。そんな、30分も待たせるような料理であるなら、メニューに入れてはいけないし、非常識に時間を要するのなら、あらかじめ客に断りを入れる必要がある。

しかしそれはウソだと踏んだ。この店はウソを繰り返してきたからだ。「そういういい加減なことを言って客を騙すのか」と厳しく言えば、情けない顔をしながら「本当なんですよ」とうろたえる始末。あまりに待ち時間が長いものだから、パンも食べ切ってしまったので追加を頼んだ。最初はバケットとサツマイモのパンの2種がカゴに盛られてあったが、追加した分にはバケットしか入っていない。サツマイモの方が欲しいと頼むと「もう品切れになりました」と言う。

以前にも同じようなことがあり、「本当にないわけ?」と詰め寄ったら出てきたことがあった。「またウソつくわけ?」と不満を顕わにすると、「いや、あるにはあるんですが、表面が硬くなっているので・・・」と口ごもる。それを遮って「その硬いので結構。つべこべ言わずに持ってきて。散々待たされて怒り心頭。そのくらい融通利かせたら?」と言ったら、やわらかくて美味しいサツマイモパンが出てきた。やっぱりウソ。

やっとお待ちかねのメインディッシュが運ばれてきた。しかし、これに火を通すのに30分なんて掛けたら跡形もなくなるとしか思えない品。しかも、アスパラが載っていない。もう怒る気にもなれず、黙って食べた。皿を下げるときに「アスパラ、載ってないじゃん。」と指摘すると、厨房に確認しに行き、「忘れました」との返答。メニューに記載する内容に責任感はないのだろうか。

お詫びにデザートをご馳走してくれると勧められた。初めは断わっていたが、申しわけなさそうなので、厚意を受け入れることにした。隣のテーブルではメインディッシュがでているのにパンが出ていなかったので、それを伝えて「テーブルをよく見なくちゃだめじゃない」とアドバイスした。しかし、その後も水のグラスはずっと空のままだったし、ご馳走になったデザートも随分と待たされた。テーブルを見るという意味がわかってないのだろうか。

[ラディソン都ホテル東京] 980815 000728 011110 020118 020329 020519 020927 021108 030505 030510 030524 030621 030728 031004 031111 031228 040401

Y.K.