コンサートで会いましょう喜怒哀楽トップページへ20052004200320022001200019991998199719961995199419931992ホテル別インデックスレストラン別インデックス

2005.09.09.(金)

ヒルトン東京 Executive Room
Hilton Tokyo
楽-2 21年目でやっと
天井の横に梁のない最上階の客室
チェックインは37階のエグゼクティブラウンジで行った。1階のフロントに寄らず、ベルに案内されることもなく自らカウンターに向かったが、名前を名乗ることなくプリントされたレジストレーションカードが出され、サインをするだけでスムーズにキーを受け取ることができた。新宿に移転してから21年。やっと顔と名前を覚えてくれたようだ。

用意されたのは最上階38階のツインルーム。最上階は天井のサイドに梁がないので、他のフロアに比べて若干スッキリした印象がある。しかし今回の客室は、いつも見慣れている客室とは、カーペット、ソファのファブリック、ミラーのデザインが異なっていた。更に、36階以上のフロアにはダークブラウンの家具が用意されているが、この部屋のデスク用チェアは、通常35階以下で使用されている白く塗られたものだった。ちょっと不思議な部屋だ。

ターンダウン時のサービスにも若干変更があった。これまでよりも丁寧に行われるようになり、テーブルには氷とグラスが用意される。バスローブやタオル地のスリッパは厚手で肌触りもよい。余分な演出のない実用的な客室だが、不思議と落ち着いて居心地がいいのは、インテリアの色使いとオーソドックスなレイアウトのためだと思われる。

朝食はエグゼクティブラウンジでも提供されるが、たまにはと思い1階の「マーブルラウンジ」に出かけた。以前、仲間と新宿で朝まで遊びほうけて、「マーブルラウンジ」で朝食をとってから別れるということを繰り返していた時期もあった。その当時を懐かしく思いつつテーブルに着いたが、かつてのように並んだ料理を見てワクワクすることもなくなってしまった。

だが、その原因は料理にもあるようだ。100種類以上のアイテムが並ぶ、ヒルトン自慢のブッフェなはずだが、以前に比べると品数が少なくなった。原価をケチっているのか、どの料理も平板な印象で、バラエティ豊富な印象があまりない。和食アイテムはほんのささやかなコーナーが設けられているだけで、しかも粥がまずかった。料金は3,360円。質に比べてどえらく高い気がした。

サイレントバトラーもある入口付近 四角いミラーに、白いイス

[ヒルトン東京] 940505 941018 970301 990628 000411 000518 000528 010512 010901 011231 020629 020630 020704 020806 020831 040311 040602 040621 040628 040908 041228 050106 050219 050322 050327 050403 050417 050528 050624

Y.K.