2003年7月12日 昼 | |
ロイヤルパークホテル レストラン「ラバンチュール」 | |
哀-1 お上品なローカルディッシュ | |
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週末は昼休みなく通しで営業しており、手頃なランチメニューも夕方まで楽しめるとあって、半端な時間に食事をしたい時には、「ラバンチュール」を利用することが多い。この日は15時半頃に入店したが、店内は閑散としてした。しばらく足が遠のいて、久しぶりの利用だったが、スタッフの制服が変わりすっきりした印象になり、卓上にグリーンの鉢やアジアンテイストのランチョンマットが置かれたり、ナプキンの折り方も変わるなど、いくつか工夫が見られる。
ちょうどベトナムフェアを開催しており、店内のBGMもベトナム音楽だった。昨年のベトナムフェアで、スペシャルランチセットを食べた時は、内容が貧弱でガッカリしたように記憶しており、この時はとてもおなかが空いていたので、通常のランチメニューからボリュームがありそうなものを選んだ。ランチメニューは、パスタ、エイジアン、ライスもののセクションに分かれ、それぞれに数種の料理が用意されている。それらは単品でもセットでも注文でき、セットにすると前菜と食後の飲み物がつく。更にデザートをつける場合は、300円の加算で応じてくれる。 ユニークそうなタコライスのセット2,300円を注文してみた。前菜にはアスパラのハム巻きとサラダが出てきた。一緒にパンも運ばれてくる。タコライスという名前から、メキシコ風タコスの味を想像したが、実際はミートソースラザニアのような感じで、ソースも甘いだけでスパイスがまったく効いていない。濃厚なチーズを使っているが、チリビーンズなどは入っておらず、なんとなく重たいだけの味に感じ、途中で残してしまった。 トムヤムクンヌードルは、インターコンチネンタルでよく注文するお気に入りの料理だが、ここのものは、レモングラスなどの食べられない食材はあらかじめ取り出されているのか、皿の中には食べられるものしか入っていない。そのためか、味もマイルドで上品過ぎる感じ。アジアの料理にしろ、メキシコの料理にしろ、どこか粗野な部分があるほうが、より「らしく」感じるような気がするがどうなのだろうか。 食後には蓮茶を選んでみたが、これもどうやら失敗。サービスは明るく快適だった。 |
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[ロイヤルパークホテル] |
Y.K.