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ホテル阪急インターナショナル Superior Twin Room  
Hotel Hankyu International 2010.10.16(土)
大阪市北区 喜-3

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ホテルに到着したのは21時。体力を消耗し切っていたこともあり、早く部屋に入って、熱いシャワーを浴びたかった。夜空を背景に堂々とそびえたつタワーも、到着を待ち構えていたかのように見えた。

外観

土曜日にもかかわらず、ホテルのロビーは閑散としていた。時間が遅いからだろうか。だが、この壮麗なロビーには、静寂こそがよく似合う。石床に靴音だけが響き、それに気付いたフロント係が首を上げ微笑みを向けた。

ロビー

係は若いが、とても丁寧な物腰で感じがよかった。今回はシングルルームを予約してあったのだが、マッサージチェア付きのツインルームにアップグレードしたとのこと。

シングルルームはいまだかつて利用したことがなく、興味本位で敢えて予約したので、使い慣れた部屋にアップグレードされるのは正直複雑。でも、気遣いはありがたく受けるとしよう。

エレベータホール

客室階でエレベータを降りると、ほんのりスパイシーなアロマが香る。到着してから、まだ他の客には誰も遭遇していない。まるで自分の城にいるような気分だ。

部屋の手前から窓を見る

用意された客室は、前回利用した部屋の隣。42平米の標準ツインルームに、マッサージチェアを導入したタイプである。

部屋の奥から入口を見る

広々とした室内は、上質な家具に囲まれ、ラグジュアリーホテルらしい雰囲気。清掃も隅々まで行き届き、空気そのものも清潔だ。

デスク側を見る

デスク前に掛かる額の画は、隣室同士の部屋でもだいぶイメージが違う。前の部屋はモダンでアクティブな印象だったが、こちらは写実的で落ち着いた趣き。こんな静かな夜には、こちらの画の方がしっくりとくる。

マッサージチェアとソファ

ふだんはマッサージチェアがあってもあまり使わないのだが、この日は吸いこまれるようにして座り、おまかせのボタンを押した。マッサージチェアもどんどん進化すると感心していたら、上階からドスンドスンと激しい音が聞こえてきた。その感じからすると、きっと子ども連れなのだろう。今回はアップグレードで用意された部屋だから、辛抱するとしよう。

夜景

マッサージチェアは窓に向いて置かれている。イスに横たわってしまうと空しか見えないが、窓に近寄れば見事な夜景が広がる。

入口付近

この部屋の魅力は、広さや立派さだけではない。圧倒的な収納力も、滞在の長さに関わらずおおいに役立つ。クローゼットにも風格があり、高級な服がよく似合いそうだ。

ベイシン

バスルームは実に快適。白い大理石で囲まれた空間に、圧迫感や窮屈な印象は皆無だ。タオルは5種類が用意されている。

バスタブ

バスアメニティには、今では珍しくなったバスジェルが用意されているので、勢いよく湯を注げばバブルバスが楽しめる。シャワーブースは固定シャワーのみだが、非常に強力な水流が得られ、とても気持ちがいい。

シャワーブース

結局、チェックインしてからチェックアウトまで、一度も部屋を出ることなく過ごした。出発は早朝。朝食にはまだ早かった。チェックアウトはスムーズに行われ、颯爽とカッコいいドアマンが優雅に見送ってくれた。ここは間違いなく関西でトップクラスのホテルである。

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このホテルに関する過去のレビュー

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