細やかなサービスで快適ステイ |
2007.01.04(木)
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コンラッド東京 Executive Garden Classic Room | |
Conrad Tokyo |
喜-4
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到着してから一度も名乗ることなく、スムーズにチェックインが済んだ。そして用意された部屋は、いつもと同じ番号の客室だった。それほど頻繁に利用しているわけでもないのに、ここまでパーソナルなサービスを提供してくれるホテルは数少ない。グランドハイアットから来ると、そのサービスクオリティの差をはっきりと実感できる。
客室もそうだ。面積にしてわずか6平米の差が、これだけの違いを生み出すとは到底思えない。広さ以外にも様々な要素が重なり、この類稀な居心地のよさが構築されているのだろう。いずれもモダンテイストの最新ホテルだが、コンラッドの方がより引き締まった都会的な内装で、質感もワンランク上の印象がある。そして、なにより違うのはダイナミックな眺めと圧倒的な開放感。レインシャワーの勢いも格段に違って強力だ。これでLANが無料ならば文句なしと言いたいところだが、残念ながらLANは国内屈指の高価格である。 部屋で荷物を解いた後、エグゼクティブラウンジに行って、アフタヌーンティを楽しみながら、手紙を書いたりiPodで音楽を聴いたりして過ごした。ラウンジのアフタヌーンティでは、チップスなどのスナック、スコーン、フィンガーサンドイッチ、プチタルトなどがカウンターに並び、本格的な内容に感じられる品揃えだが、肝心な紅茶はあまり美味しくないのが残念。 ここのフィットネスジムやプールはスパと同じエリアにあって、フィットネスジムは空いていたが、プールはやや混雑していた。訪れる客の多くは、洗練された空間で贅沢な癒しを味わえることを期待しているはずだが、その雰囲気は時として大きく乱される。その原因はプールを利用する子供にある。墨絵をモチーフにしたというリラクゼーションにピッタリな空間で、子供が市民プールと同様に騒いだりはしゃいだりするのは迷惑だ。子供の利用を禁止できないのなら、せめて雰囲気を乱さないよう協力を求めるくらいの事は徹底して欲しいものだが、ホテル側にその意識が欠けている。このような意識のセラピストに、何万も投じてトリートメントをしてもらおうとは思えない。 滞在中、「セリーズ」の朝食(3,400円)を2度利用した。サラダやチーズ、フルーツ、パンなどが揃うカウンターからのブッフェに加え、テーブルサービスされるメインディッシュは数種類からチョイスできるという内容。メインディッシュは、グリルミートやマッシュルームを添えた卵料理や、エッグベネディクト、ハーブオムレツ、フレンチトースト、パンケーキなどがある。サービスはよく見ているが、食べ終わった皿に揃えて置いたカトラリーをまたテーブルに戻そうとするので、それは不快であることを告げると、次からはしなくなった。チェックアウト日には「今日ご出発でしたね。またお待ちしています。」とレストランスタッフからも声を掛けられた。 「ゴードンラムゼイ」のウィークデイランチは、5,000円で3皿のプリフィクススタイル。迫力や驚きはないが、洗練された味と盛り付けの料理に、アミューズやプティフールまで付いて5,000円ならお値打ち。宿泊は高いが、レストランは比較的安くて味もいいので、全体で見ればバランスの取れた値段になる。今回も気持ちのよい滞在になった。 |
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コンラッド東京 | 050710 050724 050904 051128 051213 060212 060501 |
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