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2005.12.13.(火)

コンラッド東京 City Suite
Conrad Tokyo
喜-5 カスタマイズ
クリスマスコスチュームのクマ
正面玄関に車で到着したのは、午前11時40分。15時のチェックインタイムには、随分と早すぎる時間だったが、車の扉が開くなり「お帰りなさいませ」と明るい声が響いた。28階のロビーまで至る途中でも、出会うスタッフすべてに同様に声を掛けられて、気分がよいままエレベータを降りる。すると今度はマネージャーがルームキーを持って待ち構えており、そのまま客室に案内されるという手際よさ。思わず拍手を贈りたくなる。

予約どおりに用意されたスイートは、タオルの数やペンの位置まで、希望通りにカスタマイズされたセッティングになっており、隅々まで清掃が行き届いた客室は快適そのものだった。この日のウェルカムアメニティは、洋ナシふたつと抹茶のフィナンシェ。ささやかながらも、このホームメードの菓子は、毎回楽しみにしているほど味がいい。

昼食は日本料理「風花」へ。手軽なランチメニューの中から、ばらちらし3,300円を選んだ。先付に続いて、味の付いた魚介を洒落た器にちりばめたちらしが運ばれる。食後には、おはぎ、ようかん、みつ豆から一品をチョイスできる。店内は明るく、サービスも丁寧だった。

翌朝は、ルームサービスでコンチネンタルブレックファストを注文してみた。デニッシュ盛り合わせは、小さなパンが5種類バスケットに入っており、トーストは薄くスライスしたホワイトブレッドが2枚。2種類のジャムと蜂蜜、ホイップバターを添えている。ホットチョコレート、フレッシュグレープフルーツジュース、プレーンヨーグルトをチョイスしたが、全体としてはボリューム不足だった。トーストはあらかじめ焼かれて運ばれるが、トースターも一緒に持ってきて部屋で焼けるようにして欲しい。

チェックアウトはスムーズに行われ、マネージャーも見送りに出てきてくれた。こうしたちょっとした気遣いと、節目を大切にする感覚には、大いに共感できる。スタッフ全員にゆとりが出て来たのか、個々のスタッフからは、その人本来の人柄や持ち味としての親切が感じられる機会が増えた。

パブリックエリアのクリスマスディスプレイ 28階フロントロビー

アシスタントマネジャーデスク ロビーの一角

客室のエントランスホール 入口のオブジェから室内を見る

リビング手前から窓側を見る 窓側から入口方向を見る

バスルーム 窓からの景観

[コンラッド東京] 050710 050724 050904 051128

Y.K.