カクテルアワーのフード |
2006.02.12(日)
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コンラッド東京 Executive Garden Classic Room | |
Conrad Tokyo |
喜-3
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グランドハイアットからタクシーに乗ってコンラッドに向かった。感じのよいドライバーで、道もよく知っていた。車内は清潔で申し分ない。ホテルもこのようであって欲しいもの。途中、マラソンのため交通規制に引っかかり、通常よりもかなり迂回しなければならなかった。
コンラッドの正面玄関では、ドアマンがタクシーの扉を開けてくれはしたものの、荷物を持ってくれることもなく、フロントまでの案内もしなかった。1階のベルデスクにも係の姿はあったが、誰一人として気付くことがなく、まるで初めて訪れるホテルであるかのような気分にさせられた。どうしたことかと思いつつ28階に降り立つと、「お帰りなさいませ」と声が掛かり、それ以降はいつものように快適なサービスが続いた。それはそれで結構だが、かと言って1階がコンラッドでない訳もなく、やはり正面玄関到着時から常に磨き上げられたサービスで迎えて欲しいものだ。 チェックインは37階のエグゼクティブラウンジで。だが、希望した37階の客室は、まだ仕上がっていなかった。15分で仕上げると言われたが、ちょうどお腹も空いたところだったので、「風花」を予約してもらった。コース料理のラストオーダーには間に合わない時間だったが、ランチセットならば用意してくれるとのことだった。 店に行くと、店内はまずまずの賑わいを見せていた。テーブル席のほか、寿司カウンターや鉄板焼カウンターもある。今回案内されたのは、窓側から離れた内側のテーブル席だった。半オープンになった板場が見えて面白い。店の中央には生ビール台を兼ねたステーションカウンターがあるのだが、その周辺がやや雑然としている。客の目に触れる部分は散らかさずにスッキリ見せるべきだ。 ランチセットは3種類あって、照り焼きステーキのどんぶりを注文した。湯葉刺身の小鉢のあと、どんぶりが運ばれるのだが、残念なことに、なぜかステーキは冷たくなっていた。この日のデザートはみつまめか黒糖プリンからチョイス。年配や女性を意識しているのか、はたまた上品ぶっているのか、全体的にボリュームが控えめな印象だ。 食事を終えてラウンジに戻り、新しく備え付けられたエスプレッソマシンでコーヒーを入れて一服。その後、マネジャー自ら部屋まで案内してくれた。ガーデン側の標準ルームだが、37階は天井が高いので、より空間にゆとりがあるように感じられる。特に、窓がより大きく取られているので、見事な景観が一層素晴らしく見える。室内の設備は、他の階とまったく同じだが、天井高に由来する違いだけでも、十分に差を感じることができる。例えば、クローゼットの扉。扉自体の高さが3メートルというのは、他ではなかなか見られない。 いつも通りプールで泳いだ後、エグゼクティブラウンジのカクテルアワーへ。普段から賑わっているラウンジだが、この日はいつもの日曜日よりも混み合っていた。しかも、カウンターのフードは並んだそばから無くなってしまうほど、食欲旺盛な客ばかりの様子。確かに、小皿に盛り付けられた料理は、どれもいい味をしている。だが、ラウンジのフードなど、デパートの試食的な感覚で、せいぜい軽くつまむ程度にするべきだ。混雑している時はなおのこと。長居をせずに、雰囲気を味わって、さっと席を立つのがスマートだと思う。 |
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