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2004.12.12.(日)

新高輪プリンスホテル Corner Double
New Takanawa Prince Hotel
哀-3 汚れたシャンデリア
画像ではわかりにくけれど、ものすごく華やかなクリスマスツリー
チェックインを済ませて部屋に入り、まず目に付いたのは汚れたシャンデリアだった。標準客室を含む全ての部屋に、小さいながらもシャンデリアを設置して、殺風景になりがちな古いタイプの客室を少なからず華やかに彩っているのは、大変結構なことだと思う。エレガントなソファやローテーブルとあいまって、大正時代のようなロマンティックな雰囲気をも感じさせてくれる。だが、見上げたシャンデリアが著しく汚れていたら、せっかくの印象も台無しだ。

全館で1000基以上あるシャンデリアを常に最良の状態に保つことは不可能だろう。だが、それなりに目を配ってさえいれば、限度を超える前に手入れができるはずだ。これまで何度となくこのホテルを利用しているが、これほど汚れているの初めてだった。マネージャーを呼んで現状を見てもらうと、反省の言葉を述べ、すぐに新しい客室を用意してくれた。また、出発時にも改めて謙虚さをうかがわせる挨拶があり、むしろ好感は増した。プリンスの、こうした苦情への対応や姿勢は、いつもながら感心する。

利用した客室は、コーナーにあるダブルルームだった。標準客室よりも2割程度広く、室内はゆったりしており、その差は大きく感じられる。バスルームは扉の位置が違うだけで、内部の設備は同等だった。ベッドはカリフォルニアキングサイズと、一人にはもったいない広さだが、寝心地はいまいち。その他は、独立したライティングデスクが加わる程度で、設備的な差はそれほど大きくはない。新高輪プリンスでのコーナールームの魅力は、少々静かなことと、空間のゆとりだ。

コーナールームは幅が広い カリフォルニアキングサイズベッド

ドレッサーとデスク おなじみのソファとローテーブル

バスタブ ベイシン

埃だらけのシャンデリア アップにするとこんな感じ

[新高輪プリンスホテル] 950415 010708 020322 031116 040319 040330 041114

Y.K.