比較
2006.04.21(金)
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル Luxury Room
Sheraton Grande Tokyo Bay Hotel
楽-2

ガーデンに咲く花 11階のSPGフロアーが完成すると同時に、12階はラグジュアリーフロアと呼ばれるようになった。すっかり改装された11階とは違い、既存のインテリアをほぼそのまま残した上で、シェラトン・スイート・スリーパー・ベッドを導入した。新旧の内装を比較すると、やはり旧来の方が圧倒的に質感が高く好印象だ。11階の洗い場付きバスルームも魅力的だが、狭いながらも総大理石張りの空間は気分がいい。

ベッドは以前とは比較にならないほどよくなったわけだが、36平米の客室に大きくて高さのあるベッドが2台も入ると、それだけでもう部屋はいっぱいだ。しかも、濃紺のコンフォーターケースが鬱陶しさを強調している。もっと広くて天井の高い部屋にならいいが、この部屋なら濃紺より白の方がしっくりくるだろう。窓際には、四角い大理石トップのテーブルとエレガントなアームチェアがふたつある。これは既存の標準客室では見たことがないので、どこかのスイートから持ってきたのではないかと思われる。

夜遅くなってから、「グランカフェ」で夜食ブッフェにトライしてみた。予想に反し、かなりの混雑。料理が補充されるそばから、飛ぶようになくなってしまう。がめつさのエンジンに点火しなければ、目当ての料理にはありつけない状態だった。22時を過ぎて、この活気というのは面白い。

朝食には「オリエントフュージョン」の中華ブレックファストをチョイスした。コーヒーを注ぐときに、うるさいほどの音を立ててカップを置くなど、雑で気の利かないサービスにガッカリ。中華の朝食は珍しいけれど、ブッフェ台にならぶのは、どれも冷凍食品ばかりでこれまたガッカリ。味はひどいものだった。

ヒルトンから連続して宿泊してみたら、それぞれの特徴がよくわかった。全体の雰囲気はヒルトンの方が落ち着いていて、インターナショナルホテルらしい感じが残っているが、サービス面で削減ばかりを考えているヒルトンに比べれば、シェラトンの方が積極的でプラス思考であるようにも感じられる。今のところは、頭ひとつ分だけシェラトンの方が抜き出ている印象だ。

 
36平米のラグジュアリールーム この部屋で圧倒的な存在感を放つベッド ミラーの枠が部屋のアクセントになっている

大理石のテーブルとアームチェア ベイシンに揃ったアメニティ 大理石張りのバスルーム

 
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル 920901 930625 950417 950625 970526 021129 050121 050128 050930 051129 060112 060121 060203 060216 060321 060411


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