ウェスティンナゴヤキャッスル Deluxe Double Room | |
The Westin Nagoya Castle |
2009.10.12(月)
|
名古屋市西区 |
喜-2
|
|
|
花が与えてくれるもの | 急な名古屋1泊に選んだ宿はウェスティンナゴヤキャッスル。名古屋城の目の前に建つ老舗のグランドホテルである。チェックインしたのは夕方。フロントでの対応は、明るくてきぱきとした印象だった。 最も廉価部屋を予約してあったが、SPGの特典でコーナーの位置する41平米のデラックスダブルルームにアップグレードされた。部屋の入口にはSPGのプレートが掲げられ、メンバーが優先的にアサインされる部屋であることを示している。 このタイプの部屋が位置するのは、エグゼクティブフロアではなく一般階なので、廊下はさっぱりとした内装だ。室内も昔ながらの趣きを色濃く残しており、大々的に改装された上層階とはずいぶんと印象が違う。 だが、居室の広さはなかなかのものだ。そして窓からは名古屋城と周辺の豊かな緑を望む。キングサイズのベッドは、ウェスティン自慢のヘブンリーベッド。シンプルなベッドボードは新調したらしく、モダンなナイトランプが取りつけてある。 ベッドの向かいにはリビングセット。ローテーブルを囲んで、4人が座れる設えで、それでもまだゆとりのあるフロアプランだ。壁に掛かる額装がやけにレトロな風合いを醸している。リビングセットの脇には、壁に向かってデスクを設置。天端はワイドだが、液晶テレビも載っているので、デスクとして使える面には限りがある。 バスルームは昔ながらのコンパクトなユニットバス。バスタブやカランに古めかしさが感じられる。バスアメニティやタオルの刺繍がウェスティンであることを強調しているが、それがなければ田舎のビジネスホテルのようだろう。ただ、設備は古くても清潔感は保たれていた。 入口脇のクローゼットは折戸式。さして広くもなく、バスローブやズボンプレッサーが置かれて、はなから窮屈な印象だった。となりのミニバーには無料のミネラルウォーターの他、急須付きのティーセットがある。 客室全体としては、ビジネスユース向けシンプルで男性的な内装。41平米という面積は、デッドスペースも含めた数値だと思われるが、実際は35平米程度ではないかと推測される。 エグゼクティブラウンジは8階。以前はこのラウンジでカクテルアワーもやっていたが、2009年の10月からは夕方で閉じてしまうようになった。代わりに1階のティーラウンジ「ウィンザー」にて、カクテルやつまみを提供するようになった。 夕食は「ブローニュ」でカジュアルに済ませ、朝食は「西の丸」で和食を。落ち着いた雰囲気の中、充実した内容の和定食が味わえる。 館内は広々としており、あちこちに新鮮な花々が置かれ、どこにいても気持ちがいい。そして一歩外に出れば、城の前ならではの環境がある。駅からのアクセスに多少の面倒を感じるが、思い切って来てしまえば、駅前やビルの林立部では味わえない解放感と充実感が得られるに違いない。 |
|
|
ウェスティンナゴヤキャッスル (公式サイト) | |
以前のレビューはこちら→ | 040921 051204 051206 051223 |
|
|
公開中リスト | | 1992 | 1993 | 1994 | 1995 | 1996 | 1997 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | |
| ホテル別リスト | レストラン別リスト | 「楽5」「喜5」ベストコレクション | | |
|
|
|