クラシックホテルアドベンチャー |
2006.09.16(土)
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ホテルニューグランド Single Room | |
Hotel New Grand |
楽-2
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毎度感じさせられることだが、このホテルのチェックインは非常にスピーディだ。何度が利用していることもあって、レジストレーションカードにサインをするだけで、すぐにルームキーを渡してくれる。しかし、前回のように予約内容や料金に間違っていることもありうるので、内容の確認はするべきだと思う。今回もサインだけで済んでしまった。到着からキーを受け取るまで、30秒と掛かっていない。係の態度も好感が持てるものなので、ネガティブな話を持ち掛けるのも気が引ける。スピーディとスムーズとは違うのにと思いながらも、結局この「とんとん拍子」に乗せられてしまった。
後ろで控えているベルアテンダントも感じがよかった。「いつもご利用いただき、ありがとうございます!」と一言あって、颯爽と案内してくれた。ロビーは婚礼関係のゲストでごった返している。これも、ニューグランドではお馴染みの光景である。 今日の部屋は、またまた本館のシングルルーム。過去2回利用しており、そのうち1度はバスタブのないタイプにチャレンジした。それぞれに興味深い部屋を利用でき、快適に過ごすこととは別の次元で満足だった。だが、フロアの客室配置図を見ると、まだ謎のタイプが結構残っている。ニューグランド本館は、クラシックなだけでなく、ミステリアスなのだ。今度はどんな部屋にアサインされるのか。そんな冒険を楽しめるのも、ニューグランドの魅力だ。 どんなシングルルームだろうかとワクワクして扉を開けると、期待通り、過去2回とはまた違ったタイプ。3階の中庭向きの部屋だった。半透明のシールで眺めを遮った窓を開けて見ると、外にはやっぱり室外機。眺めは悪いが、ちょっと身を乗り出せば、噴水のあるパティオの一部分を見下ろすことが出来る。そして、館内と室外機を結ぶ空調ダクトが室内を貫いており、その部分だけ天井が大きく下がっているのもユニークだ。 ベッドは150センチ幅で、カバーと一体化した寝具と、なかなかいいマットレスを使っている。独立したオーバル型のライティングデスク、テレビの載ったミニバーキャビネット、バゲージ台を兼ねた引き出し、ソファとコーヒーテーブルという具合に、室内設備は結構充実している。ベッドサイドには、デッドスペースを活用したと思われる棚があり、その脇の扉はクローゼットになっている。ウォークインクローゼットかと思いきや、中は狭く、ハンガーは2本しかない。しかも中が臭かった。天井高は高いところで270センチあるが、低いところは200センチしかない。 バスルームは3.5平米の面積がある。壁はタイル張りで、ベイシントップには大理石を用いた。タオルが3サイズ、2枚ずつ用意されているところを見ると、2名利用にも対応する客室なのかもしれない。ソープはボディ用とフェイシャル用の2種類が揃うが、リンスインシャンプーというのが残念。リンスインシャンプーを2本用意するなら、シャンプーとコンディショナーに分けてくれればいいのに。バスルームの立派さは、最初に利用した外向きシングルの勝ちだが、こちらの方がスペース的にはゆとりが感じられる。 客室全体の広さも、今回のタイプが一番広い。過去の2タイプはいずれも20平米あるなどまったく信じられない窮屈さだったが、今回は22平米と言われてまぁ納得。まだ未知の部屋が残されているので、チャンスがあれば冒険しに来ようと思う。 |
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ホテルニューグランド | 950430 991001 010428 020223 040326 040420 040601 050529 051120 |
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