2005.09.27.(火) |
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東京プリンスホテル パークタワー Park Twin Room Tokyo Prince Hotel Park Tower |
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楽-3 コンパクトながら充実した部屋 | |
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この日は思い立ってパークタワーに予約を入れた。滞在時間も短くなりそうだったので、まだ利用したことのないタイプの客室の中から最も手頃なものを選んだ。28平米のパークツイン。標準タイプが37平米であることを考えると、とてもコンパクトなイメージだが、どのような客室なのか興味があった。
19時に到着し、チェックインを済ませて部屋に向かった。フロアは9階だった。前回は8階だったので、低層階が続く。パークツインはいわゆるティピカルなホテルルームらしい長方形をしており、レイアウトもまたよくあるパターンだ。このホテルの売りになっているバルコニーもビューバスもどちらも持っていない。 だが、28平米の客室にしては設備は充実している。115センチ幅ベッドが2台、窓を向いた独立型ライティングデスク、スーペリアルームよりも大きい26インチ液晶ディスプレイ、コーヒーテーブルとイスが揃い、窓もワイドだ。今回は東京タワー側だったので、夏バージョンにライトアップされた東京タワーがよく見えた。室内はシーリングライトのおかげで非常に明るい。 また、バスルームはコンパクトな客室とは不釣合いなほど広く取られている。他のタイプ同様に、ブロアバス、独立したシャワーブースを設けており、厚手で大きなタオル類は豊富に用意され、バスローブも備わっている。アメニティも非常に充実している。 だが、使いにくい部分もあった。窓がワイドなのはいいのだが、腰部分の幅が厚く、デスク越しにレースカーテンを扱うのが大変だった。また、3枚に分かれたブラインドを1枚ずつ上げるのはとてもかったるい。ここはケチらず電動にして欲しかった。 狭い客室にこれ以上を求めるのもずうずうしいが、デスクに添えられたイスに、それとまったく同じイスがもう1脚という組み合わせだと、くつろいで座れる場所がない。片方をゆったりしたアームチェアにしても、スペース的には問題なかったと思う。 これはこれで充実した設備の客室だが、やはりパークタワーに泊まるなら、よりここの個性を強く感じさせる部屋を利用したいもの。次のターゲットはエグゼクティブフロアのビューバス付きダブルとしよう。 |
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[東京プリンスホテル パークタワー] 050430 050522 050618 050625 050717 050814 |
Y.K.