2004.08.07.(土) |
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ホテルイースト21東京 Single Room Hotel East 21 Tokyo |
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楽-3 明日天気になあれ | |
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ホテル到着は午後8時。ホテルに隣接するショッピングセンターやレストランは、活気にあふれていたが、ホテルの中は静けさを保っていた。生活観あふれる周辺から館内に足を踏み入れると、その濃厚なインテリアが一層ゴージャスに見える。しかし、しみじみと見ると、照明のコントラストが淡いからか、なんとなく暗く感じられ、すっきりと整理されていないことから、雑然とした印象になってしまっている。デザイナーがゲストの視線をどこに向けたら見栄えがいいかを緻密に計算してあったにもかかわらず、無料配布物やテーマパークの案内がその前に立ちはだかっているのが原因のひとつだ。
フロントロビー前には、やがてテーマーパークからバスが到着した際のチェックインラッシュに備えてロープが張られていた。カウンターの係は2名。まだ混雑していなかったので、スムーズに手続きができた。部屋に荷物を入れ、館内で食事をしようとメニューを見て回ったが、あまりぞっとするものがなく、結局同じ敷地内にあるすし屋へ。町の店が頑張っているこの時代、ホテルレストランは雰囲気とサービスだけは損ねないでほしいが、残念ながらイーストの店からは訴求力を感じられなかった。 禁煙のシングルルームは20平米弱。オーソドックスなレイアウトの室内には、立派な家具がところ狭しと並んでおり、メンテナンスもいい。ベッドは140センチ幅で、象嵌細工が美しいライティングデスク、アームチェアとコーヒーテーブル、冷蔵庫を兼ねたテレビキャビネット、バゲージ台という設えだ。シングルルームにも2枚の絵が掛かる。バスルームはシンプルなユニットだが、使い心地は悪くなかった。アメニティはやや簡素化され、シャンプー類はスーパーマイルドのポンプに取って代わった。 翌朝はよく晴れたので、早い時間からプールに出かけた。夏といえばプール、プールといえばイーストだ。ルーフトップいっぱいに設置された変化に富んだプールは、屋外プールの開放感と、ガーデンのエレガントさを併せ持ち、他に類を見ない。好天の土曜日とあって、オープン時間と同時に多くのゲストが入場し、たちまち混雑。だが、午前中の間はデッキチェアが足りなくなるほどではなかった。ビジター料金は驚くほど高いが、宿泊プランを利用すれば手ごろに利用できる。予約をしたら、あとは好天を祈るばかり。 |
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[ホテルイースト21東京] 921122 940214 991228 000402 000423 000813 001108 020625 030729 |
Y.K.