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2002年12月27日

ザ・ナハテラス Executive Suite
喜-3 蘭の花園
ベッドからバスルームを見る
結局、チェックイン翌日にはスイートにルームチェンジをした。朝になってスイートに移りたい旨をゲストリレーションズに伝えると、通常料金に年末年始の加算料金を割り増しして案内された。ホテルサイトの空室案内には、空室があることと同時に、インターネット特別料金の設定もされているようだったが、それは適用されないとのこと。そう言われては仕方がないので、通常料金でもいいと納得した。

ところが、キーを受け取る時、馴染みのある係が、「先程は通常料金でご案内してしまったそうで、大変失礼いたしました。」と言って、割引料金に改めてくれた。通常5万円の客室を、20パーセント割引で利用したので、1泊4万円ということだが、マイルの積算は不可。たかだか300マイルくらいでせこいことを言うのもなんだが、ギリギリ価格のツアーならともかく、那覇市内のホテルで4万の客室料金を取るなら、マイルくらい積算してくれてもいいだろうにと思った。

エグゼクティブスイートは50平米と、さほど広くはないが、独特の開放感とバスルームが気に入っている。気に入らない箇所もたくさんあるが、そこに目をつぶっても余りある何かを持った部屋だ。今後はベッドや寝具を入れ替え、より快適な眠りが可能になるとのこと。

この客室では、ラジオのスイッチが完全にベッドの裏に隠されて操作不能なのに加え、ベッドに横たわるとテレビ画面を見ることができないという不都合もある。今後は、壁に大型のプラズマディスプレイを設置し、DVDプレイヤーを備えるなど、室内環境の向上を図って欲しいものだ。更に、シャワーブースのシャワーヘッドの交換や、空調設備の工事など、手入れをして欲しいところはたくさんある。LANに関しても早期に導入してもらいたい。外観の電飾に力を注ぐのも結構だが、客室に対して気を抜かないことがより重要だと思う。

暖かい沖縄でも、日没後は結構冷える。いつもはオープンエアになっている1階のロビーも、夜になるとガラスの扉を閉じて、風の進入を防いでいる。日中にロビーラウンジでくつろいでいる時でも、扉が開いていると、時折吹き込んでくる風が冷たく感じることがあった。また、30日の深夜には、出入りのフラワーショップが、大量の胡蝶蘭を館内に運び込み、ホテルのあちこちを見事に飾っていた。まるで蘭の温室のようで、シンプルながらとても贅沢なディスプレイだった。季節ごとに届くニューズレターや、こうしたパブリックスペースの管理には、非常に力を注ぎ、予算も掛けている。リゾートホテルがそうであるように、泊まったからには、客室だけでなく、敷地内全体、ホテル全体を満喫しなければ損だ。

リビングからベッド方向を見る デスクからリビング方向を見る

ベッドからリビング方向を見る デスクからベッド方向を見る

バスタブのカラン レースのティシューケース

エントランスのサイン 廊下の照明

夕暮れ 電飾が華やか

クラブラウンジのソファ クラブラウンジのケーキやクッキー

夜の正面玄関 扉が閉まっているエントランス

お正月飾りを済ませたホテルエントランス マロードのバーコーナー

マロードのケーキ売り場 真南風の朝粥

[ザ・ナハテラス] 930130 990306 000303 000820 000923 001101 020127 020813 021226

Y.K.