今回用意されたのは、30平米のツインルーム。これまでダブルは何度か利用してきたが、ツインは初めて。だが、内装はダブルの30平米タイプと同等で、ツインならではの特徴というのは、ベッド以外には見受けられなかった。ダブルのベッド幅は160センチなのに対し、ツインでは110センチ幅が2台入っているので、それだけ床面積には余裕がなくなる。もともと部屋として広い部類ではないので、ツインになるとやや窮屈な印象が増す。

ベッド下が光るのはツインも同じだが、こうした仕掛けは、最初は珍しくてもすぐに飽きる。逆に、充実したスピーカーシステムや地上波デジタル放送の有難みは色褪せることはない。欲を言えば、ポータブルオーディオプレイヤーを接続できるようにして欲しいところ。それ用のケーブルが一本あれば簡単に実現するので、ぜひ考えてもらいたい。

土曜日の午後は、婚礼、七五三、商談などなどで、ロビーラウンジは混雑していた。いつも通りロビーでは和装で琴の演奏が行なわれていたが、この時間帯は館内に外国人が少なくもったいないように思った。