港区に3軒のインターコン
2007.06.24(日)
ストリングスホテル東京インターコンチネンタル Moderate Deluxe Twin Room
The Strings by InterContinental Tokyo
楽-3

ウェルカムフルーツ 前日とは打って変わって冷たい雨になったので、グランドプリンス新高輪からストリングスまでは、タクシーで移動した。いずれのホテルも品川駅から近く便利な立地だが、駅を挟んで建っているので、歩いて移動するにはやや遠い。そして車の場合は駅を迂回するように遠回りしなければならないので、乗車距離は3キロ近くになる。途中、京浜急行の踏み切りがあるのだが、これが場合によってはなかなか開かないので、時間もかかる。

ストリングスホテルの車寄せにもドアマンが配置されているが、このホテルに車で到着する人はそれほど多くないので、車寄せは大抵の場合ひっそりとしている。雰囲気的にも裏口からこっそり入るような感じだ。ドアマンはいてもベルは待機していないので、ドアマンが26階ロビーまで案内することが多い。すると、その間は車寄せに係が不在になるので、あまり効率はよくない。

前回このホテルに滞在した時は、ちょうどリブランドの日だったので、インターコンチネンタルになってからチェックインをするのはこの日が初めてとなった。ロビーの雰囲気はいつも通りに戻っており、チェックインもスムーズに行なわれた。スタッフの顔ぶれを見ると、ベテラン勢がほとんどいなくなってしまい、若く経験の浅い人たちに入れ替わった様子。人数は足りているが、以前の引き締まった中にもくつろぎのある雰囲気は、単に緩んだものに変わってしまった。

用意された客室はいつも通り。細かい備品やアメニティがインターコンのものに変わったが、部屋の印象に大きな変化は感じられない。タオルや寝具などの使い心地は向上したように思うが、以前の方が「ストリングスホテルらしさ」があった。ウェルカムフルーツは小さなカップに入ったパイナップルとブルーベリー。大層なトレーに載って運ばれてくるが、かえってショボさが強調される。

これで、東京には3軒のインターコンチネンタルが顔を揃えた。しかも3軒とも港区内に集まっており、それぞれにファミリーでもあり、ライバルでもある。そして、ブランドこそ同じでも、この3軒は共通点よりも個性の方が際立っているので、泊まり歩いてみるのも一興だ。

チェックアウトを済ませてから、「ザ・ダイニング」でランチをとった。4,389円のコースを注文。料理のポーションはいずれも控えめだが、味はしっかりとしている。今回はサービスも安定しており、快適だった。

 
いつも通りのデラックスルーム 特に変わった様子はない バスルーム

インターコンのリボンがついたテディベア ランチのメインディッシュ デザートはトマトのコンフィとシャンパンゼリー

 
ストリングスホテル東京インターコンチネンタル 030525 030907 030917 031002 031103 040112 040224 040324 041226 050703 050723 060101 061228 070324 070519


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