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2003年10月2日

ストリングスホテル東京 Moderate Deluxe Room
楽-4 モデレートで十分
夕暮れの景観
いつもながら歓迎ムードたっぷりの出迎えがあり、チェックインもサインのみでスムーズに終えることができた。今回用意された客室はモデレートカテゴリーのデラックスツインルームだった。モデレートは4方にある客室のうち3方を占めるが、その向きによって眺めには大きな差がある。客室番号30番から35番までの列は正面にビルが立ちはだかり、眺めの良さには期待できない。1番から8番までの列も視界にビルが入るが、それほど悪い眺めではない。最も眺めがよいのは9番から11番のプレミアルームと、12番から18番までの客室だろう。視界を遮るものが少なく、品川駅越しに都心の夜景を一望でき、東京タワーも見える。だが、低層階ほど電車の音が気になり、部屋によってはホームの発車ベルなども聞こえてしまう。今回は31階だったので、騒音が不快に感じられることはなかった。

デラックスルームはプレミアルームに比べると窓が小さく、開放感に乏しいような気がするが、天井高は3メートルと高く、レイアウトがすっきりしているので、プレミアルームよりもむしろ使い勝手はいいかもしれない。心地よいベッドにはクッションやブランケットが載っていて、日中にくつろぐのに便利だ。窓際のペアシートは一人で寝そべればカウチにも使える。素材の違う壁紙を使い分けて客室内の雰囲気に変化を持たせたり、観葉植物やオブジェをアクセントにするなど、上質な客室作りに成功している。照明効果も高い。

しかし、デスク周辺の収納が少ないことやテレビが小さいなど、細かいところであと一歩という印象もあった。また、客室の清掃も、概ねよくできているのだが、窓が汚れたまま、TVリモコンがベトベト、ナイトテーブルにも拭き残しがあるなど、初歩的なところで行き届かない傾向がある。極めて端正な部分が感じ取れるだけに、残念なことだ。また、この日はベッドの下にミイラ化したケーキが落ちていた。

クラブカテゴリーとの差は、ミニバーが有料(シャンパン1500円、ソフトドリンク300円など)、アメニティ(ボディローションやスクラブタオルなど)、グラスやカップ&ソーサーの質や数、オーディオ(これはリクエストすればモデレートでも貸してもらえる)、ヘルスメーターやバスタブの枕、アクセサリーケースなどがあるかないか、コーヒーがドリップがインスタントか、ランドリー袋が布かビニールかなど、たいした差ではないので、開業当時の気合の入った差別化はいずれ成り立たなくなり、徐々に曖昧になってゆくような気がする。

約32平米の室内 快適なベッド

ワークスペースはむしろプレミアルームよりも使いやすい ジャンプアップする鏡

ベッド脇の観葉植物 窓際のシートは分割できる

冷蔵庫脇のミニバー 冷蔵庫

ガラスで仕切られたバスタブとシャワースペース バスタブは残念ながらプラスチック

ベイシンのすぐ後ろのトイレ アメニティ

2003年10月2日 夜
ストリングスホテル東京 フレンチフュージョン「THE DINING」
楽-2 今一歩
夜、少々遅くなっても食事ができるのはありがたい。9時を回ってから5,500円のコースを注文した。値段以上の満足感があるものの、料理に冴えを感じないのが寂しい。見た感じは美しく、食欲をそそる盛り付けだが、思わず幸せな気分になってしまうような、ひきつける魅力が感じられないのだ。

翌日の昼間にはひとりでランチをとった。混雑をしており、カウンターの席に案内された。活気のあるキッチンを眺められるのは、なかなか楽しい。キッチンの音がもれ聞こえることはないので、アトリウムのゆったりとした空気感はそのままに、目ではアクティブな眺めを追うことができる。メニューにはランチの細かい料理内容が記載されていないので、係を呼び止めて説明を受ける必要がある。

担当の女性は料理の知識こそあったが、演出力がまるでなく、食欲をそそるどころか、それは避けたいなぁという気分にさせられっぱなしだった。「〜になっております」という表現が非常に多いことにも辟易した。結局チキンディアブルを注文したが、チキンのコロモの役を果たしているナッツに、まったく風味がなかった。いつクラッシュしたナッツかと尋ねたが、よくわからないとの返事だった。すでにクラッシュされた既製品を使っているのかもしれない。

10月から朝食ブッフェの内容も変更になったとのこと。これまでコールドミートやサラダ、フルーツ中心だったものに加え、卵料理やベーコン、ソーセージなどを用意するようにしたらしい。料理人が目の前でこしらえるオムレツも。

[ストリングスホテル東京] 030525 030907 030917

Y.K.