東京オーシャンホテル
2007.04.18(水)
ヒルトン東京ベイ Executive Room
Hilton Tokyo Bay
喜-3

閑散としているロビー周辺 4月も中旬だというのに、この日はひどく寒く、冷たい雨が降った。タクシーで正面玄関に到着。ドアまでわずかな距離なのに、肩をすくめながら小走りに進まなければ、風邪を引いてしまいそうだった。だが、館内はほんのり暖かく、いい雰囲気だった。混雑がなければ、それなりにスケール感と高級感があって、インターナショナルホテルらしいロビーであると、しみじみ思った。

チェックインは、アシスタントマネジャーデスクで。ちょうど顔馴染みのマネジャーが控えていたので、極めてスムーズだった。彼はいつも「ユキさん」とファーストネームで呼んでくれる。海外のホテルなら、むしろそれが普通だけれど、日本でそう呼んでくれるのは彼だけだ。どことなくユーモラスな雰囲気を持った人で、いつも穏やかな笑顔を浮かべている。でも、決して節度を乱すことはなく、4ヶ月前の不行き届きについて、彼はその時そこにいなかったにもかかわらず、きちんと詫びてくれた。

そして、客室には新聞が3紙、延長コードと三又プラグ、LANケーブルとインターネットアクセス用のIDとパスワードを記載した案内が用意されていた。イチゴやブドウなどを盛り合わせたウェルカムフルーツは、ちょうど食べ頃のものばかりでとても美味しい。客室の清掃もよく行き届いている。

聞けば、この日、レギュラーフロアは12組の修学旅行生で、ほぼ満室の状態だという。だが、11階のエグゼクティブフロアまでは、その気配は伝わってこない。それどころか、一般客が少ないために、レストランはガラガラ、ロビー階の店も軒並み暇そうにしている。稼働率は上がっても、他のセクションの売り上げはさっぱりのようだ。

朝食は11階のエグゼクティブラウンジを利用した。混雑することはなかったが、出会った客はほとんどが外国人。海を見ながらの朝食は、時間の流れもゆったりと感じられ、いつもよりゆっくりと時間を掛けて楽しみたくなる。

このエグゼクティブラウンジは、4月19日から放送が始まる「ホテリアー」では社長室として登場する。また、宴会用玄関付近の、いつもは臨時チャペルになっている場所は、「東京オーシャンホテル」のフロントととして使われているらしい。見慣れている空間が、ドラマの中でどのように使われるのか、放送を見るのが楽しみだ。

今回は、不快なことがひとつもなく、とてもいい滞在だった。いつもこうだといいのだけれど。

 
40平米の海側ルーム ベッドは140センチ幅が2台 テレビは旧式

ベイシントップは大理石 バスタブ長さは165センチ VIPアメニティ

 
ヒルトン東京ベイ 920320 040520 050313 050415 050525 050708 051015 060420 060518 060604 060701 061206 070120


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