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2003年12月20日

ホテルオークラ Standard Room
喜-2 サービスのオークラ
ワインレッドのアームチェア
別館のフロントでチェックインをした。カウンターで名前を告げると、端末を操作するよりも早く、「いつもご利用いただきまして、ありがとうございます。ご署名だけで結構です。」とレジストレーションカードを差し出された。顔は認識されていなくても、名前は覚えられているのかもしれない。アサインされた客室は本館だったので、ベルマンに案内してもらった。エレベータで地階に降り、連絡通路を通って本館に移動。途中、重たい荷物も常に軽々と持ち運んでいるベルマンに感心した。サービスのオークラ、いよいよ復権の兆しだろうか。

客室は本館7階の駐車場ビューの狭いタイプ。30平米程度だろうか。クローゼットの扉は3面あり、うち真ん中が鏡張りになっている。クローゼットの隅にはミニバーと冷蔵庫が設置されていた。壁紙は派手だが、家具は落ち着いた風合い。160センチ幅のベッドが一台置かれ、窓際にはアームチェアがふたつと、標準的なレイアウトだ。

バスルームは狭かった。キャピトル東急ホテル並だろうか。シャワーカーテンの代わりを務めるサッシは、このタイプでは透明なので圧迫感は少ないが、サッシとバスタブを挟んだ壁との距離が短いので、窮屈さは拭えない。バスタブのサイド部分にも石を張ってあり、空間としては上質な印象。シャワーの水圧は実に心地よかった。

夕食はルームサービスで「桃花林」のチャーハンとザーサイを注文した。時間通りに届けられ、運んできた若い青年も非常に感じのよいサービスぶりだった。布のナプキンが添えられ、かわいらしいティーポットとカップにジャスミンティーのリーフが用意されていた。水さえ持ってこないどこぞのホテルとは大違いだ。ベッドサイドで操作するBGMは、クリスマスソング。季節なのでそれはいいとしても、アレンジがスーパーマーケット向きかと思うような感じ。イケテナイ。

翌朝は「テラスレストラン」で朝食を。充実したブッフェはいつもながら素晴らしい。美しいサラダ、盛り付けも丁寧な豊富なフルーツ。ポン酢で食べる温野菜に、美味しいマッシュポテトなど、目移りしてしまう。イングリッシュマフィンはいい味だったが、ベーグルはいまひとつだった。コーヒーも美味しい。サービスは良好だが、テーブルが狭く、ブッフェにはちょっと苦しい。

ダブルベッド デスク周辺

[ホテルオークラ] 960915 981114 990807 990814 990906 991018 991030 000415 000503 000609 011103 011216 020601 030526 030528 030925 031016 031017 031127

Y.K.