ヒルトン名古屋 Executive Room |
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Hilton Nagoya |
2008.08.10(日)
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名古屋市中区 |
喜-3
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バーでくつろぐ時間 | コンサートを終えてヒルトンに到着したのは午後7時。正面玄関ではキリッとした出迎えがあり、そのまま26階のエグゼクティブラウンジへと案内された。今回はエグゼクティブフロアを予約してあったので、アップグレードされるかどうかで気を揉む必要はないが、スイートはアップグレードの対象外なので、よりよい部屋になるかもしれないという楽しみもなかった。
前回はいい印象のなかったエグゼクティブフロアでのサービスだが、今回はどうだろうか。係たちはみなにこやかな表情を向け、「お帰りなさいませ」と明るく声を掛けてくれる。チェックインもスムーズで、心のこもった応対を実感できた。出だしは上々である。感じよく接してくれたので、コンサートでもらった花束のいくつかをホテルに差し上げた。ご迷惑でなければ飾って欲しいと頼むと、とても喜んでくれた。すると「今日のコンサートはいかがでしたか?」と声を掛けられ、一層気分がよかった。 なぜコンサート後だと知っているのか、一瞬不思議に思ったが、考えてみると、このホテルの予約課にいる知人に、コンサート後に滞在すると伝えてあった。それが他のスタッフにも伝わっているのは見事だと思った。用意された客室はラウンジと同じフロアにあるキングベッドルーム。前回利用したのと同じタイプで、特に変わった様子は見られない。 テーブルにはウェルカムアメニティとともにボトルワインが用意されているが、これは客室のアップグレードがなかった代わりのアメニティのようだ。さすがにひとりでボトルワインを開けても飲みきれないし、部屋でワインを飲む気分でもないので、もったいないけど見るだけ。 とりあえず荷物を整理して、その後はフィットネスに行って、マシントレーニングとスイミングをした。利用者はメンバーが多く、中にはパーソナルトレーナーをつけて充実したトレーニングを行なっている人もいる。あとは外国人がほとんどだった。1時間でフィットネスを出て、喉を潤すためにエグゼクティブラウンジへ。 もう8時半だったので、いつものような混雑は見られず、ゆったりとした雰囲気が流れていた。花もレセプションカウンターの脇にきれいに飾ってくれている。その後は、ロビーへ降りて、コンサートで世話になった人々に電話で礼をいいながら、行き交う客の様子を眺めて過ごした。 9時にはコンサートの集客で多大な協力をしてくれた友人がホテルを訪ねてくれたので、2階の「ヨルゲンズバー」で談笑を楽しんだ。店内に他に客はなく、大型ディスプレイでは北京オリンピックの様子が放映されている。まるで大きなスイートのリビングで、出張バーテンダーを呼んでシェイカーを振らせているような気分だ。 そろそろ店を出ようという頃になって1組の客がやって来たが、その客もまた貸し切り気分を味わえるだろう。それにしても週末だというのに、この閑古鳥はもったいない。メインダイニングだった「シーズン」も6月でクローズしてしまったとのこと。これも残念なニュースである。 翌朝は26階にある最高級スイートを見せてもらった。150平米の面積があり、90平米のリビング・ダイニングと、60平米のベッドルーム&バスルームからなっている。モダンなテイストに改装されているが、バスルームは以前のゴージャスな雰囲気が残っている。ゴールドの浴室金具に、大理石、ワールプールバスなど、とても華やかな内装だ。しかし、あまり安くは売っていないようなので、利用する機会はそう簡単には巡って来ないだろう。 チェックアウトはスムーズだったが、大きな荷物があっても、ラウンジから正面玄関まで見送ることはしてくれなかった。また、タクシーでの出発に際しても、正面まで車を回すことはせず、タクシー乗り場まで歩かされた。せっかくトータルでの印象はよかったのに、出発時にこれでは不十分である。 |
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ヒルトン名古屋(公式サイト) | |
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