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2004.12.31.(金)

オークラフロンティアホテル海老名 Standard Twin
Okura Frontier Hotel Ebina
楽-1 正月らしからぬ正月
2005年初日の出

関東地方は平野にも積雪が見られ、海老名では周囲が真っ白な雪景色に一変した。年末くらいのんびりしたいところだが、1月1日から5日までは毎日リハーサル予定が組まれており、1日の海老名でのリハーサルに備え、雪で動けなくなる前に宿を確保した。

正面玄関は大変な結露で、扉が水滴で真っ白になっている。玄関前の緩やかなスロープさえ、積雪で滑って転びそうだった。館内に入ってやっとホッとしたが、天気のせいか、他にゲストの姿はなく、かなり閑散とした寂しい雰囲気だった。まずはロビーラウンジでコーヒーで一服したのだが、こちらも他にゲストはいなかった。連日満室のはずなのに、みんな一体どこにいるのだろう。

久しぶりに来たら、宴会場のやそのホワイエがきれいになっていた。あまり縁がないので記憶に残っていないが、改装したように見受けられた。宴会場の廊下には、オークラの本館低層階の改装で不要になった客室のイスがずらりと並んでいるが、それは雰囲気に合っていなかった。

客室は、いささかくたびれてしまっている。家具には傷が目立ち、ファブリックも所々ほころびている。ベッドは120センチ幅だが、1台はスタッキング型で、ゴワゴワの寝具ともども寝心地を著しく悪くしている。バスルームはゆったりとできており、入浴剤やブラシなどのアメニティも充実。シャワーの勢いがなんとも心地よかった。夜まで降った雪も次第に上がり、朝には雲の間から美しい初日の出を拝むことができた。

だが、新年が明けても、ホテル内では何一つイベントはないし、スタッフから新年らしい挨拶があるわけでもなく、年を越したという実感はまったくなかった。和食店での朝食も、いつもとなんら変わらない内容で、少々拍子抜け。ほんの気持ちだけでも構わないから、正月気分を演出して欲しかった。

ツインルーム 木目がきれいなベッド周辺

デスク周辺 バスルーム

石造りのエレベータホール 宴会場ホワイエ

[オークラフロンティアホテル海老名] 991127 000917 020202

Y.K.