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2004.11.24.(水)

ポートピアホテル Standard Double
Portopia Hotel
楽-2 予約はどこへ
窓際のシッティングスペース
大阪本町のコンサートホールを後にし、新大阪駅で共演者たちが最終東京行きに乗るのを見送った後、新神戸まで新幹線に乗り、そこからタクシーでホテルに向かった。一秒でも長く神戸で過ごしたかった。そう思って急いで向かったのだが、午後10時間近のホテルフロントはにわかに混雑を呈していた。タクシーを降りた時も、手すきのベルの姿が見えているのに、こちらに気づかず手伝ってもらえなかったこともあわせて、スタートからつまづいた神戸ステイだった。

フロントで待つこと数分。やっと順番が回ってきたが、今度は予約が見当たらない。急に入れた予約ではないので、まだ通っていないというのは考えにくい。係の男性は、あせりながらも気遣いを忘れることなく、必死で予約を探していたが、どうしても見つからない様子。裏に何度も引っ込んで調べても、とうとう解決しなかった。とりあえず、部屋を用意してくれればいいのにと思いつつも、彼の熱心さに水を差す気になれず、ひたすら待つことにした。

15分ほどして、結局彼も諦めたようで、とりあえず部屋を用意してくれた。朝食やプランに付いている特典などは、後に確認して届けてくれた。聞けば予約が間違って前日に入っていたとのこと。もしかしたらこちらが予約時に日付を間違っていたかもしれないと思ったので、あまり強くは出なかったのだが、後で予約確認メールを見たら、こちらに間違いはなかった。

客室は最もスタンダードなダブルルーム。比較的高層階だったが、改装前で懐かしい内装だ。窓からは海側の景色が見られ、工事が進む神戸空港などを望む。海側の夜は華やかではなく、やはり山側の方が夜景が美しい。ベッドは160センチ幅で、花柄のベッドスプレッドが賑やかだ。デスク側の壁紙もかなり派手な方だが、その他の壁はシンプルなオフホワイトを採用している。

家具はどれも古いが味わいがある。素焼きのスタンドや、昔風の電話機など、素朴なテイストが落ち着きを感じさせる。LANは1泊1,000円らしいが、プランでの特典で無料だった。テレビプログラムは退屈で、ナイトパネルのBGMはチューン式のラジオだ。バスルームはオーソドックスだが少々暗く、シャワーカーテンが薄いのが気になった。シャンプー類はボトルディスペンサーだが、中身はよいものを使っている。

チェックインをする前から空腹だったのだが、もうコーヒーショップ以外は終了していた。「サンマロ」でカレーライスとボジョレーヌーボーのグラスを注文。カレーはハヤシライス風の上品な味。値段も抑え気味なのがうれしい。朝食はスカイラウンジ「プレンデトワール」を利用した。混雑を予想して、臨時テーブルを設けてあったが、8時に出向いた時にはガラガラだった。その後も混雑することはなかった。和洋のバイキングスタイルだが、食材はスタンダードなものが多い。オムレツのパフォーマンスや野菜の中華饅頭、ひじきにキンピラなどユニークなものや健康志向のものが目立った。だがサービスは劣悪。みんな女子高生のような感じで、だらしなく愛想もない。

チェックアウトは感じがよかった。「昨晩は大変お待たせして申し訳ありませんでした」と、前日から引き継いだ別の係が、カウンターの外まで出て詫びてくれた。そのまま出発まで見送ればプラスポイントだったが、フロント前で挨拶して引っ込んでしまったのが残念。

室内にゆとりのあるダブルルーム デスク側の壁紙は派手

ベッド タイル仕上げのバスルーム

[ポートピアホテル] 920311 920515 930330 030101 030124

Y.K.