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2004.02.24.(火)

ストリングスホテル東京 Club Deluxe Room
The Strings Hotel Tokyo
楽-4 電話予約
クラブカテゴリーに用意されるオーディオと洋書
渋谷での演奏会を終え、ホテルに電話で予約を入れたのは、もう夜9時を回っていた。ホテル代表に電話をかけて名前を告げると、すぐにわかってくれてうれしかった。つい数日前に宿泊した際には、客室の予約に関してちょっとした不満があった。それは、ホテルのニューズレターに記載されているウィンタースペシャルプランの利用に関してだった。

そのプランを電話で予約しようとしたところ、宿泊予約の担当者は優待券が手元になければ予約を受けられないと言う。口ぶりは大変丁寧だが、まったく融通が利かず、不親切に感じた。第一、ニューズレターには優待券が必要であることなど、どこにも明記されていない。せっかくいいプランを見つけたと思って電話を入れても、思いも寄らなかった理由で断られたら悲しくなる。

その電話では20パーセント割引でしか予約は受けられないの一点張り。目的のプランと似たような値段でネットから予約できることがわかっていたので、電話での予約は断り、ネット予約をした。いざフロントでその話をすると、優待券がなくてもOKだとのことで、変更をしてくれた。先程のやり取りは何だったのか。その際に感じたいやな空気も、いったい何だったのだろう。

そんな思いをした直後だったので、電話予約には抵抗があったが、今回は当たりくじだった。チェックインをしたのは23時ごろ。渋谷からタクシーで向かったのだが、途中で少し渋滞に巻き込まれた。

エントランスに着いた時、係の姿は見当たらなかった。もう遅い時間だから、仕方がないと思い、自分でかさばる荷物や舞台でもらった贈り物の数々をトランクから下ろしていると、死角にいた係が気付いて駆けつけてくれた。不慣れなタクシーがホテルエントランスの手前にある、オフィスエントランスに近いところで停車したのが、タイミングを逃した原因だった。

チェックインは非常にスムーズだった。遅い時間でも、フロント周辺にはいつもと変わらない安心感が漂っている。レジストレーションカードにサインをしている間に、熱いオシボリが運ばれる。それを手にするだけでも、疲れが解けてゆく。

客室はターンダウンが済んでいた。今回は横浜にいた彼がやったのだろう。ナイトウエアの襟が丁寧に整えられている。テーブルにはウェッジウッドのカモミールティがセットされ、静かにJAZZのBGMが流れている。いい雰囲気だ。

翌朝は「ザ・ダイニング」で朝食を。調理人が作るオムレツ、いろいろなベリー類を含む豊富なフルーツ、チーズやコールドミート、新鮮なサラダ、スモークサーモン、各種シリアル、パン、ジンジャーハニーなど、充実した品揃えだ。コーヒーはかなりストロング。サービスも余裕が見られるようになり、朝のすがすがしい雰囲気が感じられる。ストリングススタイルとでも呼びたいオンリーワンの個性が光る朝食に成長した。

ターンダウン後ベッド デスク周辺

ミニバーのマドラーもかわいいデザイン ベイシン下にはカゴとヘルスメーターがある

[ストリングスホテル東京] 030525 030907 030917 031002 031103 040112

Y.K.