到着は15時半。なんとなく顔なじみになっているドアマンと会釈を交わし、小さなエントランスから館内に入ると、いつにない賑わいに驚いた。ちょうどチェックインが集中しているようで、レセプションラウンジは満席。更に席が空くのを待っているゲストが数組、ロビーの椅子で待機していた。いくらラウンジで座りながら優雅にチェックインできるのが売りだとしても、これでは時間が無駄だと思ったので、立ったままで構わないからと、カウンターで手続きをしてもらった。
客室はとても日当たりがよく、よく晴れたこの日は、室内温度が29度まで上昇していた。しばらくカーテンを閉めて、空気が落ち着くのを待たなければ、とても暑くて部屋にはいられなかった。その間、庭園を散策したが、冬の風景もなかなかいい。日差しが心地よく、何度も深呼吸をしたくなった。
さくらタワーでも高速インターネットが使えるようになった。1泊500円と手頃なのがありがたい。またアメニティが入ったポーチのデザインが変わった。これまでビニール製だったのが、ピンクのスエード風の巾着になった。より洒落た感じにはなったが、以前のものは濡れてもOKだったので、水際に持っていく際に便利だった。部屋の照明はそれぞれにスイッチがあり、合計8箇所に及ぶ。テレビは大型だが、番組は面白くない。BGMもないので、ちょっと退屈だった。
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