ハイアット リージェンシー 大阪 Regency Club Room
Hyatt Regency Osaka
2009.07.27(月)
大阪市住之江区
怒-1

夕暮れの港
 
謎の先客 ハイアットリージェンシー大阪は、やはり遠かった。昨年来、概ね月に1度か2度の滞在を繰り返して来たが、伊丹空港からも、新大阪からもアクセスは楽ではなかった。今回は関空から。ホテルまで直通のリムジンバスがあるのだが、時刻を見ると運悪く出発したばかりだった。次の便は1時間後。閑散とした空港で待つのも気が乗らず、結局タクシーを利用して、ホテルへは40分程度で到着した。

他に誰もいないエントランスに構えていたドアマンは、トランクからスーツケースを出す手伝いはしたものの、それを館内に運んではくれなかった。頼めばやったかもしれないが、暇でだらけている人の尻を叩くのも面倒に思え、そのままロビーに進んだ。と、そこでベルが近づいてきて、手伝おうとする。これでは遅いのだ。ドアマンがベルに直接引き継がなければ、スムーズとはいえない。

続いてリージェンシークラブのレセプションでチェックイン。これはスムーズで感じよく行われた。用意された客室はラウンジと同じ階にある、海側のダブルルーム。2週間前にも同じ部屋を利用したのだが、その時同様、ややタバコのにおいが残っている。我慢できるレベルの限界すれすれだったが、もう部屋を移る元気もなく、このまま使うことにした。

荷物を置いたら、まずはラウンジで一息。いつもはオヤジとギャルの組み合わせが多いのだが、今は夏休み中とあって、平日にもかかわらず子供連れが多い。

その後はフィットネスクラブで、日課の運動を。ジムもプールも休日と比べるとメンバーが多いようだ。プールにもメンバーが数人いて、ゆっくりと水中歩行運動をしている。プールはメンバー専用と一般のレーンが分けられており、宿泊ビジターは一般レーンしか使用できない。

だが、この時、メンバーレーンだけが空いており、一般レーンを使って歩いているのは明らかにメンバーだった。「メンバーレーンで歩いてくれればいいのに」と心でつぶやきながらも、ビジターとしてお邪魔している身なので、デッキチェアでおとなしく待つことにした。やがてメンバーが水から上がった後は、プール内は貸切になった。30分ほど待って体が冷めてしまったので、水に入った時はとても冷たく感じた。

それから1時間ほど泳いで、サウナバスを使わせてもらい、部屋に戻ったのは21時過ぎ。夕食はどうするか悩んだが、ひとりでも入りやすいレストランがないので、結局ルームサービスを注文することにした。ナシゴレンと野菜スープ。これならパワーチャージにもなるし、それほどヘビーでもない。そう思っていたが、届いた料理はボリューム満点だった。

ナシゴレンはまあ想像通りだが、野菜スープは予想より大きく、しかも中にポレンタがたっぷり入り、パンまで添えられている。これならスープだけでも十分だったかも。だが、実際にはスープだけ注文するのは気が引ける。

おそらくルームサービスのセクションも暇なはず。そこに待ちに待った注文が入って、スープだけだとしたら、長時間待ってワンメーターだったタクシー運転手と同じ気分だろう。しかも、ここのルームサービスは、東京と比較したらかなり値段が安い。そんなこともあって、ある程度まとまった値段になるようにと考えれば、2品以上になってしまうのである。予想外のボリュームだったが、味も予想外に美味しかった。

もう翌日の朝食はパスでもいいやと思ったが、朝になればしっかりお腹がすく。朝から体を動かして、一番乗りで朝食に。だが、開店時間きっかりに行くと、またしても先客がいて、すでに食事を終えようとしている人もいた。いったいなぜ?

 
デラックスルーム ウェルカムフルーツはブドウ キングサイズベッド

バスルーム シャワーブース ハイアットリージェンシー共通のバスアメニティ

 ハイアット リージェンシー 大阪(公式サイト)
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