木枯らし1号
2006.11.06(月)
ハイアット・リージェンシー・オーサカ Regency Club Room
Hyatt Regency Osaka
楽-3

ミニバーに置いてあるティーセット 最近、このホテルを毎月のように繰り返し利用しているので、やっと顔を覚えてもらえたらしく、名前を告げなくてもチェックインすることができた。案内を辞退して自ら部屋へ行くと、ちょうどウェルカムアメニティが届けられているところだった。和風の器に盛られたフルーツとクッキーに、支配人からのメッセージカードが添えられている。窓からの景色を眺めながら、早速ブドウをふたつみっつつまんで、それから部屋の中を見て回った。

嫌いなコネクティングドア付きだが、このホテルのキングベッドルームはすべてそうだというのだから、我慢するしかない。幸い、隣りは空室だった。清掃もよく行き届いており、設備の故障や不都合は特に見られなかった。滞在中、部屋の設備に問題が生じれば、その時点で部屋を代わるなどの解決が可能だが、到着時、荷物を解く前に一通りチェックしておけは、のちのち面倒なことになる可能性は低くなる。もし故障箇所などが見つかれば、すぐにフロントに連絡して対応してもらうべきだ。

リージェンシークラブラウンジでのカクテルアワーはすいており、他に客は一人しかいなかった。シャンパンなどのアルコールを含め、飲み物は係に言えば用意してくれる。オードブルはブッフェカウンターに並んでおり、自由に取るスタイル。野菜スティック、ピクルス、せんべい、チーズ、フルーツの他、ホットミールも2種類用意される。この日はミートボールがあったが、弁当用の冷凍食品のような味だった。チーズとフルーツはなかなか充実しており、食べごろが用意されるのが嬉しい。

ラウンジの後は、フィットネスセンター「ザ・シティ・カントリー・クラブ」に行った。受付でタオルを一組渡されるが、クラブ内の各施設にもタオルが豊富に用意されている。ジムは、広い空間に各マシンがゆったりと配置されている。天井から下がるスクリーンでは、FOXやCNNなどが放映され、インターナショナルな雰囲気。プールは20×6メートルサイズで、窓際にはジャクージも設置してある。ジムもプールも混んでいなかったので、ゆっくりとマイペースでトレーニングすることができた。浴室にはドライサウナとスチームサウナが設置されており、こちらもほとんど貸切だった。リラクゼーションルームには雑誌や無料で利用できるドリンクコーナーがあるが、それほどゆっくりとくつろぎたいような雰囲気ではなかった。短期メンバーになると登録料の378,000円だけで1年間、すべての施設が無料で使いたい放題だという。これだけの施設を自由に使えるのなら、近ければぜひ入会したいところだ。

この日は団体客の宿泊がなく、ホテル全体が静かだった。館内のレストランにでも行ってみようかと思ったが、あまりに閑散としていたので、逆に一人では入りにくい雰囲気があった。仕方ないので、ルームサービスで済ませることにして、ポークロインステーキ2,775円を注文。ソテーした野菜類の上にジューシーなポークがゴロンと並んでおり、ソースは別に添えられていた。料理にはパンもついてくる。味と値段とのバランスもよく、満足できる品だった。

朝食はリージェンシークラブラウンジで。オープン時間の7時に一番乗りして、ゆっくりと朝食を楽しんだ。狭いブッフェ台だが、コールドミート、生野菜、温泉卵、チーズ、フルーツ、シリアル、ヨーグルトなどが並ぶ。パンの種類が豊富で、どれもいい味だったので、ついついたくさん食べてしまった。窓から見る景色は、木枯らし1号の強風のお陰で空気が澄んでおり、神戸までくっきりと見えた。近くの海面は白波が立ち、防波堤には飛沫が上がっている。これから日ごとに寒くなっていきそうだ。

 
40平米のキングベッドルーム コネクティングドアは窓際にある 部屋の奥から入口方向を見る

ルームサービスのポークロインステーキ 屋内プール プールサイドのジャクージ

リージェンシークラブラウンジ リージェンシークラブラウンジ クラブラウンジのブッフェカウンター

 
ハイアット・リージェンシー・オーサカ 940925 961123 971003 010320 041208 041217 060912 061010


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