横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ Towers Floor Corner Twin Room
Yokohama Bay Sheraton Hotel & Towers
2008.09.07(日)
横浜市西区
怒-3

メインエントランス前
 
電話料金 この日アサインされた部屋もいつもと同じだった。好みにあった部屋を用意してくれたことはありがたく思っているが、やはり何度も使っていると、新鮮さがなくなり飽きてくる。たまには違ったタイプの部屋も試してみたいものだ。部屋に入って照明をすべて点すが、それでも日中は薄暗く感じられる。広々とした室内に対し、照明器具の数はスタンダードルームと同じ数なので、その分全体の明るさも拡散する。

窓は比較的大きい方だが、それでもこの広さには不十分。せめてカーテンを開け放って、自然光をたっぷりと注ぎ込もう。窓の外には見慣れた景色が広がるが、様子はいつもと違って見えた。つい先ほどまでは薄曇りだったが、遠くから次第に黒々とした雨雲が迫っていた。

あっという間に辺りが暗くなり、突風と共に強烈な雨が窓を叩き始めた。ひとつひとつの雨粒が、群れで泳ぐイワシのようにまとまり、激しく風に舞っている。そんな雨のダンスを眺めていたら、突然閃光が走り、次の瞬間、ドンという低い音が響き、窓が圧で押されるのを感じた。

目の前にある電波塔に落雷があったのだが、この至近距離で落雷を体験したのは初めてのこと。その音と光は、まさに体を貫くような感覚で、不思議な快感を伴った。だが、こんなのがクセになってはマズい。エスカレートしないよう意識しなければ。

落雷エクスペリエンスの次は、室内プールでのスイミングだ。いつもならメンバーのおばちゃんたちが泳いでいる時間帯だったが、集中豪雨の影響か、この日は終始貸切状態だった。のんびりマイペースで泳げるのは嬉しいが、なんとなくここらしくない印象もある。

礼儀正しい係のひとりに「今日はすいてますね」と声を掛けたところ、近くにスポーツクラブがオープンし、会員が減ったことも影響していると言っていた。施設の充実度からしたら、ちまたのスポーツクラブに敵わないだろうが、ここはホテルのクラブなのだから、別の魅力と高いクオリティーで勝負してもらいたいところである。その点、ここのクラブはスケール感とグレード感が不足している。

プールから戻る途中、タワーズラウンジに立ち寄った。カクテルアワーは混み合って居心地がよくないことが多いので、その前に喉を潤して早々に退散する方が賢明である。以前は、ソフトドリンクを注文すると、一緒にクッキーの盛り合わせを出してくれたが、今はクッキーの他にフィナンシェやデニッシュなどがフードカウンターに用意されており、セルフサービスで取り分けるようになった。ここのラウンジも徐々に人的サービスを削減する方向に動いているのかもしれない。

部屋に戻ってから、急ぎの洗濯物を出すのを忘れていたことに気がついた。最終受付は何時だろうかと伝票を見たら、当日の受付は終了していた。翌朝のクイックサービスで頼めばいいと思ったが、クイックサービスの仕上がりがいつなのかが明記されていないので、出発までに間に合うのかがわからなかった。客室係に電話で確認すると、受付時間中に預かったものは3時間で仕上がるとの返答だったので、翌朝に出すことにした。

そして書き上げなければならない楽譜を仕上げ、締め切りまでにFAXで送信。室内にFAXはないが、パソコンからモジュラージャックを経由して電話回線に接続して送信した。フロントから送信してもらうには、文書を一度プリントアウトする必要がある上に、FAXのハンドリングチャージが加算されるので高額になる。場合によってはバイク便を手配するより高くつくので注意がいるのだ。その点、パソコンからの送信なら、通話と同じ電話料金だけで済む。

ところが翌日、チェックアウト時に会計明細を見て、電話料金が約1,600円となっていたことに驚いた。FAXを送信したのは東京都内で、送信には6分程度しか要していない。横浜から都内への通話が1分300円近いなんて、ちょっとぼり過ぎ。料金の詳細を尋ねると、1分210円の通話料金に何がしかの料金が更に加算されてこうなったと言う。

知る限り、べらぼうに高いのではないかと指摘すると、今までが安すぎたので周辺のホテルの相場を調べて足並みを揃えたとの説明。携帯電話の普及により、客室からの外線通話があまり利用されなくなったことは容易に想像できるので、多少の値上げは仕方がないにしても、これほどまでとは驚きだ。高層階など電波が不安定な条件下で、部屋から外線を掛ける機会もないわけではないのだから、安心して利用できる納得の値段設定をするべきである。

このホテルでは2008年1月から電話料金を改定したという案内がナイトテーブルに置かれているが、料金表が用意されていないのも乱暴な印象を与えている。数分の通話ならまだしも、東京に30分通話したら6,000円を超えるなど論外にしか思えないし、実際、周辺のホテルでも、これほど高額な設定は見たことがない。こうした料金設定にがめつさを隠さないヒルトンやハイアットでさえ、もう少し控えめだ。

これで文句が出ないのかと尋ねると、多くの客は会社負担で泊まっているから気にしないようだとのこと。これまで、安く泊まっていることを申し訳なく思い、なるべく館内で食事をするなどしてお金を使おうと努力して来たが、今後は一切気遣いをしないことにしよう。いずれにしても、電話料金表についてもサイトで公開するなどして、高速インターネットアクセスの条件同様に、ホテルチョイスの判断材料とすべきではないかと思う。

 
夕方の室内 ソファから室内を見る 窓際から入口を見る

ソファ バスタブとベイシン ベイシンとシャワーブース

ラウンジのお菓子とパン ロビーの恐竜 ロビー

フロントカウンター ロビーを見上げる ロビーのオブジェ

窓掃除 裏側の外観 子供用スリッパ

 横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ(公式サイト)
 以前のレビューはこちら→ 990719 990822 991123 010101 041230 050925 051012 051030 051216 060105 060127 060609 060924 061230 070415 070712 080615 080618 080802


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