トレーニングの犠牲
2006.09.07(木)
高輪プリンスホテル Garden View Double Room
Takanawa Prince Hotel
怒-2

客室コーナーのシッティングスペース この日の滞在は、チェックインの時点で大きくつまずいた。フロントカウンターでは、たまたま実習生が担当することになった。その実習生はまだ実務に慣れていないらしく、部屋のアサインに戸惑ったまま、時間だけが過ぎていった。本人も当惑していただろうが、こちらは実習に付き合うためのトレーナーではない。申し訳ないが悠長に待っている暇もなければ、義理もない。15分以上が経ったが、それでもまだ部屋が決まらなかった。刻々と我慢の限界が近づいてくる。

堪忍袋の尾が切れたキッカケはフロントにいる他のスタッフの態度だった。右も左もわからない実習生に接客を任せっぱなしで、滞っているのに助けようともしない。ある程度は客に協力を求めるものいいだろうが、これでは協力ではなく犠牲だ。問題が生じた時には迅速にフォローして、客に迷惑が掛からないようにしなければならない。マネージャーに苦情を言ったが、真意が通じたかどうかは謎。だが、時間が無駄になったお詫びにと、15時までのレイトチェックアウトと、冷蔵庫内ドリンクを無料にするとの申し出があった。

高輪プリンスホテルでは、ロビーの改装工事が進められている。フロントはこれまでと同じ場所で、これまでどおりに機能しているが、ロビーは半分が仕切りで囲われて、まさに工事現場という感じだ。都心にありながら豊かな緑に恵まれた風雅な環境を存分に味わうには、改装の完成を待たなければならない。

今回利用した客室は、フロアのコーナーに位置し、少しだけ広くなっているタイプだった。キングサイズベッドや、独立したライティングデスク、ドレッサーや液晶テレビなどは改装された32平米の標準的なガーデンビュールームと同等だが、広くなった空間を活用して、二人掛けのソファを置いているのが主な違いだ。面積の差は3平米にとどまるが、部屋の幅には結構なゆとりが感じられる。バスルームは標準タイプとまったく同じ。高層階だったので、アメニティはエトロを備えている。

新高輪プリンスホテルには、家族向けのスカイプールと、高校生以上が利用できる落ち着いたダイヤモンドプールのふたつの屋外プールがあるが、ダイヤモンドプールの営業期間はすでに終了していたので、スカイプールに行ってみた。プールは小さく、そして浅いので、あまりアクティブに泳ぐ雰囲気ではない。デッキチェアは別料金だが、利用率は高いようだった。

 
キングサイズベッド ベッドと反対サイド ソファ

タオルラック この部屋もエトロアメニティ 「若竹」の店内

「若竹」の和朝食 スカイプールの入口 賑わうプール

 
高輪プリンスホテル 011006 031229 040522 041004 060109 060120 060331


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