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2002年12月31日

ホテル阪急インターナショナル Standard Room
哀-2 カウントダウン
25階のアトリウム
沖縄から再度大阪へ戻り、2002年最後の宿、ホテル阪急インターナショナルにチェックインした。カウントダウンと翌日のおせちを含んだプラン料金は、スタンダードルームで5万円。ラックレートから計算すれば、これでも若干の割引があるが、普段の実勢価格から考えると、割高感があった。納得のいく滞在であれば満足が得られるだろうが、せっかくの年越しステイの足を引っ張る出来事がいくつかあった。

ホテルのメインロビーや、25階アトリウムロビー、それに客室内には、これといって正月らしいムードはどこにもなかった。一方、コーヒーショップの周辺には、松飾や10周年のディスプレイが混ざり合い、商店街のお祭りのように賑やかだった。チェックインはスムーズに済み、客室へ案内された。

室内に入って最初に感じたのは、前回同様、部屋全体がパントリーのように、食べ物が各種混ざり合ったような、なんとも不快なにおいがすることだった。布のクリーニングに問題があるのだろう。特にシーツのにおいは、たまらなく気持ち悪い。ソムリエにうらやましがられる嗅覚を持つ身としては、なんとも耐え難いにおいだった。客室の目に見える清掃状況には、申し分がなかったことがせめてもの救い。また、上の階で子供が騒いでいたために、ルームチェンジをしてもらったが、新しい部屋もまた、同じように騒々しかった。文句を言われて部屋を変えたはずなのに、次も同じような条件の部屋を用意するとは、どういうセンスだろうか。

「吉兆」で年越しそばを食べた後は、25階のアトリウムでのカウントダウンに参加。ジャズボーカルを交えた生演奏が入り、ほとんどの宿泊客が集まって、そこそこの盛り上がりを見せていたが、いまいち演出が足りない印象。総支配人や社長の挨拶などが入り、なんとも日本の企業だなという、オヤジ風のセンスを見せ付けられるが、社長以下みな人柄はいいという印象があった。シャンパングラスを片手に新年を迎えたら、次はビンゴゲーム。スイート宿泊券やユニバーサルスタジオの招待券、グッズなど、多数の商品があった。宿泊券狙いで願を掛けたが、当たったのはウッドペッカーのおもちゃだった。この他には特に新年らしいイベントはなく、とてもシンプルなお正月だった。

25階アトリウム 25階アトリウム内

出窓のある客室 シルクの寝具を使ったベッド

キャビネット 室内奥からエントランス方向を見る

ミニバーのグラス ミニボトル

元旦の朝 白い大理石のバスルーム

ベイシン バスタブ

2003年1月1日
ホテル阪急インターナショナル 日本料理「吉兆」
喜-4 おせち
おとそ
新年を迎えた朝、「吉兆」でおせちを食べた。早起きした甲斐あって、一番乗りだった。寿の文字が入ったお正月用の箸ケースがおめでたい。おとそに始まり、白味噌の椀、紅白のご飯とおかずのお重は、どれも手の込んだ名店の味。一度味わう価値がある。
おせちの椀もの おせちの重

吉兆のエントランス 行灯が風情を演出 店内の花

店内の様子 年越しそば

[ホテル阪急インターナショナル] 940211 961113 981025 011214 020805

Y.K.