YKsonic Web | home | concert | kidoairaku>2011 | blog | gallery | profile | contact | |
ホテルニュータナカ Superior Twin Room | |
Hotel New Tanaka |
2011.10.22(土) |
山口県山口市 | 楽-3 |
ARCHIVES ・ 1992 |
新装大浴場 雨の姫路から山口へ。演奏会の疲れがたまっているのか、秋の風に体の芯まで冷え切った。今宵の宿はニュータナカ。ホテルまで行けば、温かい温泉が待っている。やはくチェックインして、のんびりと過ごしたい。 久しぶりに訪れたニュータナカ。見慣れたロビーだが、この日は一段ときらびやかで豪華に見えた。大理石の床や柱と、凝った意匠に囲まれた照明。どこか異国の洒落たホテルに来たような趣きさえ感じられる。つい今しがたまで質素をよしとする宗派の寺にいたからだろうか。 用意された部屋は改装を済ませたツインルーム。バスルームを含めすっかり新調されたが、下手にモダンにせず、温もりと懐かしさが残るデザインを取り入れたことで、歴史ある山口の風情と溶け合ういい部屋が出来た。 ベッドには適度な重さのあるデュベを使っている。デュベカバーは都度替えするタイプではないが、しわになりにくい光沢感のある生地を用いている。ブラウン格子のスローケットも効果的。 窓際にはレザー張りのソファをふたつ置いている。親しい者同士で泊まれば、丸テーブルを囲んで会話が弾みそうだ。スリット状の縦長窓からは、湯田温泉の街並みを望む。 デスクユニットはゆとりある造り。バゲージ台、カウンターデスク、テレビの載った冷蔵庫キャビネットが一列に並んでいる。カウンターデスクにはスタンドライト。目の前のミラーにも照明が設けられている。デスクに添えられたイスはキャスター付き。 バスルームは明るく清潔なイメージに生まれ変わった。以前はトイレ、ベイシン、バスタブの順の配置だったが、ベイシン、トイレ、バスタブに改められ、使い勝手も向上した。タオルの深緑もニュータナカらしい。 せっかくの新調された客室バスルームだが、結局のところ使わず終いだった。ニュータナカには、屋上に露天風呂がある他、地階にも新たに大浴場を新設。ふたつの浴場で歴史ある湯田温泉を思う存分満喫できる。 温泉町風情を楽しむなら屋上露天風呂がいいが、ゆっくりと目を閉じて体を温めるなら地階大浴場だ。時間帯によっては利用客が多いが、概ね貸切気分でのんびり過ごせる。控え目な照明が瞑想的な雰囲気を醸しており、洗い場も充実。ニュータナカでの滞在が一層魅力的になった。 |
▲このページの先頭へ | |
OFFICIAL WEBSITE |
このホテルに関する過去のレビュー |