川内ホテル Deluxe Room | |
Sendai Hotel |
2009.11.12(木)
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鹿児島県薩摩川内市 |
喜-3
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ただいま | ほぼ1ヶ月ぶり、しかしまだ生涯3度目の川内ホテル滞在である。だが、フロントの係たちはすでに馴染み客として、まるで友人を迎え入れるような温かい笑顔を向けてくれた。チェックインはサインのみで済み、すぐさまルームキーが差しだされた。 用意された客室は前回と同じカテゴリーのデラックスルーム。だが、今度の部屋はバリアフリー仕様が施されており、広さは同じながらもレイアウトやバスルームの造りが異なっている。 通常は入口からバスルームを回り込むようにして、最も奥にベッドスペースがあるのだが、こちらは入口が反対にあり、ドアの先がすぐにベッドになっている。片方のベッドはスタッキングタイプで、3名利用を想定しているようだ。 ソファはなく、通常ふたつあるアームチェアもひとつだけだが、それを置くスペースを広いバスルームと独立したトイレに当てている。バスルームは折戸のついた洗い場付きユニットバス。大きなバスタブは縁が低く造られている。バスルームの入口には段差があるが、これは不便ではないのだろうか。 バスルーム前は室内カーペット敷きだが、そこに直接バスマットを敷くのには、カーペットが濡れてしまう恐れがあるために、やや抵抗があった。 トイレはとても広い。ベイシンはトイレに設けられており、バスルーム内にはないのだが、このベイシンが小さい上に、とても低い位置に取り付けられているので、使うのに苦労した。また広いトイレ内の照明が電球型蛍光灯ひとつだけで、とても暗い。せめてベイシンの上にもうひとつ照明が欲しいところ。 デスクやクローゼットの仕様は通常と同じ。部屋全体に手すりが廻らされており、腰の弱い高齢者にも好都合であるように感じた。 今回の滞在は8連泊。ひとつのホテルにこれほど長く滞在するのは珍しい。その間、ステイ清掃不要のリクエストを何度かしたが、その度に廊下で出会う客室係から「ご協力ありがとうございます」と声が掛かった。 日を追うにつれ、親しみは更に深くなった。外出から戻る度に、「ただいま」と帰ってくるようになり、その日の出来事などをフロント係と雑談することもしばしば。館内には生花があちこちに飾られ、アットホームな雰囲気も感じられる。 毎朝食の手作り惣菜が楽しみだった。夜は併設の温泉でのんびり。まるで下宿気分での滞在だった。8泊の後、一度チェックアウトし、宮崎に1泊してから、また川内ホテルに戻って同じ部屋に1泊。11月の3分の1近くをこのホテルで過ごしたことになるが、退屈しない毎日だった。 |
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川内ホテル(公式サイト) | |
以前のレビューはこちら→ | 081116 091015 |
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