川内ホテル Deluxe Room  
Sendai Hotel
2009.10.15(木)
鹿児島県薩摩川内市
楽-3

デラックスルーム室内
 
温泉、黒豚、整体

イベントのリハーサルを終え、チェックインしたのが21時半。フロントの係は顔を覚えていたらしく、「いつもありがとうございます」と明るく声を掛けてくれた。まだ2度目の宿泊、しかも1年ぶりなのに、こうも歓迎されるのは嬉しいものだ。

用意された客室は32平米のデラックスルーム。元はふたつの部屋だったものを、1室に改装した、このホテルで最もグレードの高い洋室である。それでも、一人利用の場合は7,350円と格安だ。

昨年利用した別館シングルルームも清潔だったが、こちらは広さが違う。入口からバスルームを回り込むようにして居室があり、4枚の窓のあるゆとりあるレイアウトになっている。

入口脇にはオープンクローゼット。ハンガーを掛けられる本数は限られるが、収納スペースは室内のあちこちにあるので不自由しなかった。窓に向かったデスクは超ワイドスパン。特にコーナー部分は天端が広く取られており、隣のバゲージ台と合わせて、整理棚としても役に立つ。

デスクサイドには32インチの液晶テレビ、空の冷蔵庫、湯沸かしポットと共に冷水も用意されている。デスクの後ろにはテーブルとふたつのアームチェアがあり、そのデザインはクラシカルなフレンチレストランが似合う雰囲気を持っている。それぞれの窓に掛かるドレープもタッセルでまとめられ、エレガントだ。

部屋の奥に設置したベッドは2台。デュベカバーセッティングで、艶のあるブラウンのスローケットを添えている。ベッドサイドにはレザーのソファをひとつ置いている。バスルームはシンプルなユニット式。タオルは大小2枚ずつで、バスマットには川内市のシンボルであり、このホテルのマークになっている「カッパ」が描かれている。

1階にある天然温泉浴場もリニューアルされ清潔感が増したが、地域住民にも愛される素朴な雰囲気は以前と変わらない。

夕食は館内のレストランで黒豚とんかつ膳(1,600円)を。点心やデザートも付き、ボリューム満点だった。朝食のブッフェは日替わりメニューで、何が並ぶかはその日のお楽しみ。ただ、以前は美味しかったパンが、別の種類のものに変わってしまったのが残念だった。

このホテルに泊まるもうひとつの密かな楽しみは整体。昨年も利用して不調が一気に改善して以来、気に入っている。専用のベッドを部屋に持参し、パワフルな圧で筋肉の深いところにアプローチしてくれる。こればっかりは人それぞれの相性だろうが、ホテルでのマッサージ施術としては、奇跡に近い相性を感じるほどである。今回もスッキリさっぱり元気を取り戻すことができた。

 
ベッドとレザーソファ ベッド ベッドからデスク方向を見る

デスク チェア バスルーム

 川内ホテル(公式サイト)
 以前のレビューはこちら→ 081116

 


公開中リスト | 1992 | 1993 | 1994 | 1995 | 1996 | 1997 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 |
| ホテル別リスト | レストラン別リスト | 「楽5」「喜5」ベストコレクション |