大きなベッドがあるツインルーム
2006.12.18(月)
ウェスティンホテル大阪 Executive Club Room
The Westin Osaka
喜-1

移動式のメリーゴーランド クリスマスが目前に迫ったこの日、梅田スカイビル周辺は、平日にも関わらず多くの人で賑わっていた。ビルの谷間に当たる広場には、メリーゴーランドをはじめ、移動遊園地のアトラクションが設けられ、ファンタジックな雰囲気に包まれていた。これで雪でも降れば完璧なシチュエーションになるが、うす曇の空から雪が降る様子はなさそうだ。

広場とは打って変わり、ホテルの中は閑散としていた。チェックインもスムーズに行われ、前回のように待たされたり、順番の横入りをされることはなかった。今回の部屋は29階のエグゼクティブルーム。26階から30階にあるエグゼクティブクラブフロアの中でも、高層に当たるフロアだった。エレベータでは、挿入口にキーを差し込まなければボタンが反応しないシステムになっている。

そして、エグゼクティブクラブフロアは、レギュラーフロアに対して、インテリアのテイストがかなり濃厚で、ファブリックなどの質も高い。それは、エレベータホールに降り立った時から実感できる。レギュラーフロアは至ってシンプルだが、ここには赤いカーペットを使ったり、キャンドルシェイプのブラケットやデコラティブなチェアとコンソールを設置するなど、微妙に中国的な視点が入り混じったヨーロピアンという独特のスタイルを見て取ることができる。

客室の広さは、このホテルの標準サイズに当たる41平米。家具や室内のレイアウトはレギュラールームと同じだが、雰囲気は随分と違って感じられる。赤いソファ、グリーンのイス、赤いベッドスカートなど、濃厚なカラースキームでコーディネートされ、天井付近の壁にも装飾テープが張られている他、レイヤーになったドレープも部屋に重厚感を与えている。

ベッドは135センチ幅のヘブンリーベッドが2台並ぶが、デュベカバー入りデュベにアンダーシーツを重ねただけの簡易版。しかし、大阪のホテルで、すべてのツインルームに135センチ幅以上のベッドを置いているのは、ここだけだと思われる。幅の広いベッドは、ひとりで眠るのに快適であるだけでなく、子供の添い寝にも都合がいいだろう。また、客室の使い勝手の良さという点でも、大阪では群を抜いている。

 
濃厚なカラースキームのエグゼクティブクラブルーム 赤のファブリックは強烈なアクセントになっている 天井の装飾とクローゼットのミラーも華やかだ

約3平米のダブルベイシンエリア シャワーブースは87×105センチサイズ バスタブは160センチ長

窓から見る大阪の眺め エグゼクティブクラブフロアのエレベータホール 夜の外観

 
ウェスティンホテル大阪 940926 970930 011109 051215 060313


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