前回滞在した時には、デラックスルームをデラックスプラスだと騙されたが、今回は確かにヒルトンプラスが用意された。客室階としては最上階にあたる12階にある25平米のダブルルームには、デュベカバーで仕上げたキングサイズベッドが入り、窓際には高めのテーブルを挟んで対面する椅子2脚が置かれている。丸くなった建物の内側に位置しているので、窓側に向かって狭くなっており、窓からの眺めもよくないが、一人で利用するには落ち着ける客室だ。
バスルームは床に大理石、壁にタイルを使っており、これはヒルトンフロアと同等。デラックスルームよりもやや狭いものの、設備は大差なく、25平米の客室に付帯するバスルームとしてはゆとりがある。ヒルトンフロアとプラスフロアの差は、洗浄機能付き便座があり、アップグレードしたアメニティやバスローブが備わっていること、寝具がデュベスタイルであることだが、その差は大きく実感できる。だが、上階の宴会場から響いてくる足音が気になるなど、マイナス面もあった。
夕方はヘルスクラブでひたすらエクササイズに励んだ。ホテルのフィットネスは空いていることが多いが、成田周辺ではクルーが利用するので賑わっている。混雑していると好みのマシンに空きがでるのを待たなくてはならないが、ジム全体に活気があり、こちらもペースやムードを作りやすい。プールでも、黙々と泳ぐ人が多い。
昼食には日本料理「松風」の湯葉ランチセットを試してみた。値段の割りに充実した内容で満足。朝食は、HHonorsの特典で付いてくるコンチネンタルブレックファストを。フルブッフェを提供する「テラス」の一角に、コンチネンタル用のコーナーが設けられており、専用のブッフェ台に、パン、シリアル、フルーツ、ヨーグルト、ミネラルウォーター、ジュースなどが用意される。バラエティは少ないが、朝食としては十分だった。
|