もっと早く到着して、ホテルでゆっくり過ごすつもりだったが、結局チェックインしたのは20時少し前だった。すでに日が暮れていたので、夕方の雰囲気を味わうことができず残念だった。今回の客室は22階にある40平米のデラックスルーム。前回利用したリージェンシークラブルームとほぼ同じタイプの客室だが、テレビが通常のブラウン管テレビだったり、ミニバーに用意されたグラス類が少ないなど、ちょっとした違いがあった。たったそれだけでも、随分とさっぱりとした印象になるから不思議だ。
部屋に荷物を置いてから、すぐにフィットネスクラブで一泳ぎした。広いプールも充実したサウナや浴室もほとんど利用者がなく、とてももったいない気がしたが、おかげで一人きりで思い切りリラックスしながら体を動かすことができた。その後はコーヒーショップで軽い夕食をとったが、もう22時近かったからか、ほとんど貸切の状態で、気の毒に思ったほどだ。
夜は早めに休んで、翌朝は7時に頼んでおいたコーヒーのデリバリーに合わせ、6時半頃に目覚めた。時間通りに運ばれてきたコーヒーを飲みながら新聞を眺めていると、ちょうど窓から朝日が昇る様子が見られ気持ちがよかった。そのまま着替えて、早朝のホテル周辺を散歩。さわやかな気分が味わえた。それにしても、週末だというのに、ほとんど人と出会わないホテルだった。あまり騒々しいのも困るが、これだけの規模と華やかな設備を持つホテルなので、適度な活気が欲しいものだ。
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