フロントとそれ以外でのサービスの差
2007.10.22(月)
ヒルトン成田 Deluxe Plus Room
Hilton Narita
哀-2

客室壁に張られた書 この日、泊まりはヒルトンを予約していたが、用事があったのはビューホテルだった。ビューホテルは営業が強いのか、平日だというのに宴会場はフル稼働している。ロビーには宴会のために訪れた客を案内するためのグリーターが配置され、そこはまるで大型電気店の開業記念セールのような活気を呈してた。それ以上に、駐車場は混雑の極みだった。

参加した催事は300名のディナーパーティー。営業担当や会場のキャプテンと会話する機会があったが、彼らは他のホテルで出会う同職の人よりも、明らかにサービス精神に溢れており、何につけても積極的。車のディーラーに行って現金即決したら、きっとこんな対応をしてくれるんじゃないかという雰囲気だった。

イベントが終わって、ヒルトンに到着したのは21時。入口ではドアガールが荷物を預かり、後刻部屋に届けるとのこと。チェックインはスムーズに行なわれ、「いつもご利用いただきありがとうございます」と付け加えられた。ここよりもずっと頻繁に利用しているホテルも少なくないが、このような単純な一言でさえ、なかなか口にはしてもらえないものである。

部屋は馴染みのタイプが用意されたが、タバコの臭いが気になった。禁煙室ではなく、消臭対応をしたということなのだろう。消臭をしたその時は、それなりに効果が確認されるのだろうが、布に染み込んだ臭い成分は、その後徐々に空中に漂い始め、客が部屋に入る頃には全体に広がってしまう。だから、消臭対応というのは好きになれない。空調を停めてしまうと、空気がよどんでしまうので、とりあえず「弱」にしておいたが、この季節はまだ冷房のままで、寝具に深くもぐりこんでもなお寒かった。クローゼットの棚の上がひどく埃だらけだったり、浴室金具が水滴だらけだったりと、清掃はいい加減な印象。フロントの印象がよいだけに残念に思う。

それより残念なのは朝食。毎回思うが、ブッフェ台のレイアウトが悪い。今からでも改装しなおすべきだ。レストランのサービスも散漫で、まったくサービス料には値しない。

 

35平米のデラックスプラスルーム デスクと収納家具 コーナーを活用したデスク

マットレスの上にマットレス ベイシン このレイン風シャワーヘッドはキライ

夜景 エレベータホール レストラン前

 
ヒルトン成田

940504 040718 050320 050518 050604 061122 070706


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