お見送り
2006.05.01(月)
コンラッド東京 Executive Garden Classic Room
Conrad Tokyo
楽-5

ウェルカムアメニティ エントランスには、珍しく若い女性のベルアテンダントが立っていた。彼女の案内で28階のフロントまで行き、その先はまた別の係によって37階のエグゼクティブラウンジへ通された。通り掛けに1階のベルデスクの様子も伺ったが、係がひとりしかおらず、あまり機能していないように感じられた。閑散とした1階エントランスとは違って、28階ロビーは人が多かった。チェックアウトを済ませた人、食事に訪れた人、ゴールデンウィークらしく、さまざまな人が往来している。

エグゼクティブラウンジは静かだった。だが、ふと気が付くと、聞きなれた音楽が流れている。このラウンジで年がら年中流れている音楽だった。スタッフに、飽きやしないのか尋ねると、苦笑いしていた。個性のある選曲だけに、一度耳に入れば覚えてしまう。流しっぱなしにするのは仕方がないにしても、曲を増やして一回りする時間が長くなるように工夫した方がいい。

部屋ができるまで、15分掛かるというので、アイスティを飲んで待つことにした。その間、スタッフが気を遣って雑談の相手をしてくれた。こうした会話も、エグゼクティブフロアならではの楽しみのひとつだ。

用意された部屋は、前回とまったく同じ最上階のガーデンルームだった。外の気温は27度にまで上昇し、浜離宮の緑も太陽の光を浴びて輝いて見える。レインボーブリッジがいつもより近く感じるのも、天気がいいからだろう。そして、室内を見ると、よく清掃が行き届き、端整に仕上がっている。全日空ホテルから来ると、圧倒的な高級感があり、洗練を極めていることが改めてよくわかった。立派な家具、毛の長いカーペット、肌触りのよいベッドリネンなど、いずれも全日空ホテルでは得られなかったものだ。

毎日用意されるアメニティは、初日がマカロンとフレッシュストロベリー、翌日はオレンジとクッキーだった。エグゼクティブラウンジのカクテルアワーも、月曜日がイタリアン、火曜日はチャイニーズと、日替わりでシェフの料理がカウンターに並んだ。シャンパンはルイロデレールが振舞われるなど、質がいいのもコンラッドならでは。

今回の連泊も非常に快適だった。出発時には、エグゼクティブフロアのスタッフが、1階正面玄関まで同行してくれた。タクシーの停車位置を調整し、ドアがちょうど正面になるように停車させたり、車が見えなくなるまで見送ってくれるなど、きめ細やかさが感じられる。出発したとたんに、また泊まりたくなった。

 
キャビネットの中 浜離宮 遠くにレインボーブリッジが見える

バスルーム入口あたり アメニティ キングダックさん

翌日のアメニティ エグゼクティブラウンジ 夜のプール

 
コンラッド東京 050710 050724 050904 051128 051213 060212


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