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2003年12月2日

赤坂プリンスホテル Twin Room
怒-1 沈黙のベルボーイ
ロビーの装飾
23時にチェックイン。車で到着したがドアマンは不在。ベルデスクをのぞくと、ベルマンが一人いるが電話中だった。電話が終わるのを待ってから手を挙げた。すると、気付いてのんびりと出てきたので、「こちらの荷物をお願いします」と頼んだが、一言の返事もせずに、不服そうに荷物をカートに載せた。どうやらこちらの声は聞こえているらしい。しかし、感じが悪いことこの上なかったので、フロントでチェックインをしながら、「ここのベルボーイは口が利けないのか」と不機嫌そうに言い、事の次第を説明した。

すると係は一言「失礼しました。んで、お支払方法は?」と切りかえして来た。その時点で怒りの矛先はベルボーイからフロント係へと移った。目の前で客が従業員の無礼に腹を立てている真正面から、お支払方法だなどと寝ぼけたことを聞いてくるデリカシーのなさには、心底呆れた。しかし、ここは赤坂プリンス。お叱りには慣れている。アシスタントマネジャーが引き継ぎ、丁重にお詫びをして一件落着。とりあえず、出発までという有効期限付きの特別な気配りだけは見せてくれた。

客室は窓枠にグリーンのチューブ式照明器具を貼り付け、モールやオーナメントで飾りつけをした学芸会風のタイプ。外から見ると、もみの木型のイルミネーションで緑色になっている部分に当たる客室だ。最初部屋に入った時はぎょっとしたが、そういう季節だし、悪くないかもという気がしてきた。だが、せっかく飾りつけしてあっても、窓が手垢でベトベト。このホテルは比較的いつも窓はキレイなのに。今日に限ってはこれじゃ垢プリだ。

照明は深夜零時になると自動的に消灯。風呂上りにウメッシュを飲んでベッドにすべり混んだが、お隣が賑やかでなかなか眠れなかった。ベッドの頭あたりが、ちょうどお隣のクローゼット付近になるのが、このホテルの標準的なレイアウトだ。隣で勢いつけて扉を閉じると、こちらにもガツンと響く。しかも、それとは無関係に夜通し不気味な軋み音が続いた。何だろう。

[赤坂プリンスホテル] 001227 011122 020210 030622 030706 031020 031107

Y.K.