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ホテルグランヴィア和歌山 Deluxe Double Room | |
Hotel Granvia Wakayama | 2011.12.10(土) |
和歌山県和歌山市 | 喜-1 |
ARCHIVES ・ 1992 |
軽やかな朝食 忘年会がはねたばかりなのか、夜のロビーは居酒屋顔負けの賑わいだった。酩酊する客をかきわけてフロントへ。男性スタッフがふたり立っていたが、いずれもにこやかで丁寧。スムーズにチェックインを終え、ルームキーを受け取った。 今回利用した客室はデラックスダブルルーム。26平米ほどあり、このホテルでは広いタイプの部屋だ。客室があるのは7階から9階の3フロアだが、この部屋は7階の増床部分にあるため、比較的新しい。 パッと見た時、京王プラザホテルの部屋に似ている気がした。それは、天井の丸いシーリングや、家具の雰囲気、そしてドレープの色合いなどの印象からだと思われる。真っ赤なベッドスローは思い切った選択だが、その他は堅実なホテルルームの枠に収まっている。 ベッドは160センチ幅。シモンズのマットレスと、白いデュベカバーでのメイクが快適。ナイトテーブルはベッド両脇にあるが、コントローラがあるのが壁側というのは珍しい。 ベッドに並んで、ふたつのアームチェアとテーブルが置いてある。これらは部屋の中央にレイアウトすることもできるが、なぜかあえて壁に寄せてある。それによりフロアにはゆとりが感じられるが、一方で色気が失われる。この辺も、堅実な印象の要因だろうか。 デスクはわりと小ぶり。ティーセットや湯沸かしポットなどはデスク上に置いてあったが、クローゼットに並んで立派なガラス棚があるのに、なぜそちらに置かないのか不思議だった。デスクは作業で使うので、上にあるものは他に移動したり片付けたりしたが、それもひと手間だ。 クローゼットは入口脇にあり、木のスライドドア付き。隣りはガラス棚と空の冷蔵庫。バゲージ台はデスクの並びで、下には2段の引き出しがある。空気清浄機とズボンプレッサーも常備されている。テレビは26インチで、窓の脇の台に載っている。 バスルームは140×180センチのタイル張り。照明が明るく、清潔感もある。タオルは3サイズが2枚ずつ。バスローブはデスク脇の引き出しに用意されている。通常のアメニティに加え、男性化粧品の大きなボトルがセットされている。 翌朝になってロビーに降りてみると、騒々しかった前夜とは違って、落ち着いた雰囲気に。和歌山らしく手毬のモチーフが多用されており、さりげなく上品な印象だ。フロントの脇には、ちょっとした土産物の売店もある。また、駅前のホテルにもかかわらず、きちんとした車寄せを備えているのもいい。 朝食はロビー階にある「パスワード」を利用した。ランチタイムには満席の賑わいだが、朝は比較的落ち着いている。5階のブッフェは混雑するが、こちらは爽やかな朝の空気を乱されることがないところがいい。 朝食といっても、喫茶店のような簡単な内容。たっぷり食べたい人にはもの足りないだろうが、すべてテーブルまでサービスしてくれるので、立ち歩く煩わしさもない。喫煙可能席もあるので、愛煙家にも嬉しいことだろう。 |
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