YKsonic Web | home | concert | kidoairaku>2011 | blog | gallery | profile | contact | |
坂出グランドホテル Twin Room |
|
Sakaide Grand Hotel | 2011.03.05(土) |
香川県坂出市 | 楽-2 |
ARCHIVES ・ 1992 |
ツインのゆとり 今回が2度目の宿泊。初めての時はシングルルームを予約し、隣室の大いびきに振り回される一夜を過ごし、トラウマになるほど懲りた。もう同じ過ちは繰り返すまいと、今度は奮発してツインルームを予約しておいた。 シングルの客室数に対し、ツインやダブルは数が少ないようだが、この地で仲良く同じ客室に泊まる客は稀なのか、シングルの料金とツインのシングルユース料金差はわずかだった。まあ、結婚式があり、親族縁者が集まる時はどうかわらないが。 ツインルームの面積は23平米。シングルに比べると一気に倍の広さだ。窮屈だったシングルと違って、ゆったりとした空間に感じられる。たった800円でこのゆとりなら、初回から惜しまなければよかったが、シングルに泊まってみなければ、差の価値を正しくは実感できない。 ベッドは大きくないが、特に不快に感じることはない。マットレスは柔らかめで、シーツは繰り返し洗濯され、やや疲れている。 デスクユニットには、3段の引き出し、空の冷蔵庫、32インチ液晶テレビ設置されている。ドライヤーは壁掛けで、ミラーの脇だ。ティーサーバーセットや案内物などが載っており、デスクトップは狭い。 窓際にはカラオケボックスにありそうなソファが置いてある。広げるとベッドになるのだろうか。ソファの前のテーブルもカラオケボックス風。その日のテレビ番組表が用意されていた。 窓は小さめで、窓台のない構造。前回泊まったシングルは中庭向きだったが、今回のツインは裏側の工場地帯をのぞむ。この部屋の隣室はスイートであることや、瀬戸大橋の一部をのぞむことから、こちら側の方が眺めがいいとされているようだ。 バスルームはユニット式。シングルルームに比べると、広々と感じられるが、古めかしさは同様だ。館内の大浴場を使ってみようと思いつつ、今回もチャンスがなかった。 翌日のチェックアウト後は演奏会を鑑賞し、夜行列車で東京への帰路に着いた。列車はサンライズ瀬戸。最新型の電車車両は清潔そのもので、昔の客車時代とはずいぶん変わったものだと、感心とノスタルジーが入り乱れる感情に包まれた。 この列車にはさまざまなタイプの寝台が用意されているが、最も広いA寝台個室をリクエストして購入した。全室2階にあり、廊下から細い階段を上がってアクセスするようになっている。 個室の印象は、確かに広い。もちろんホテルのシングルルームにすら遠く及ばないものの、飛行機のファーストクラスを凌ぐ広さであることは間違いない。 デスクは大きなカウンター式で、アームチェアが添えてあり、脇には洗面台もあるが、床にはまだ十分な空きスペースが残っている。 カーブしたガラス窓に面して寝台が設置されている。すでにシーツを敷いてあり、上には畳んだデュベや寝具、パイルスリッパ、アメニティなどが用意されている。 ちょうど洗面台の側面に当たる部分が、寝台から見るとコントロールパネルを埋め込んだ壁面になっている。時計や照明スイッチ、オーディオサービスなどがある。 アメニティセットは、ちょっとしたホテル並み。中でもケース入りのせっけんが気に入った。タオルもある。シャワー室を利用できるカードも配布されたのだが、あいにくバスタオルを持っていなかったので、利用せず。有料でもいいから大きなタオルのサービスが欲しかった。 寝台に横になってはみたものの、2階は結構揺れるので落ち着かなかった。結局、一睡もすることなく東京駅に到着。ラッシュの人ごみを避けるようにしてタクシー乗り場へ急いだ。トロワグロでのランチの前に、早速ホテルにチェックインして、まずは仮眠を取るとしようか。 |
▲このページの先頭へ | |
OFFICIAL WEBSITE |
このホテルに関する過去のレビュー |