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ホテル日航倉敷 Corner Deluxe Double Room | |
Hotel Nikko Kurashiki | 2011.02.21(月) |
岡山県倉敷市 | 楽-2 |
ARCHIVES ・ 1992 |
重要文化財と隣接するホテル 2度目の日航倉敷。前回はチェックインタイムより早い到着だったが、今回は23時近くなってからホテルに入った。ロビーに人影はない。もうレセプションデスクはどこかと探すことはなく、迷わずデスクに向かうが、控えている係は遅い到着の客を歓迎する風でもなかった。 チェックインに際し、MyJALhotelsのカードを出してみた。どこのチェーンでも、メンバーである場合は、レジストレーションカードにサインするだけでいいケースがほとんどなので、記入する必要があるのか尋ねてみたが、記入するよう求められた。 大理石をふんだんに使い、細かいデザインを施したロビーは、ゴージャスな雰囲気。照明が効果を発揮する夜の方が一層引き立つようだ。 ルームキーとともにMyJALhotelsの会員特典としてレストランの1,000円割引券をもらったが、商店街の福引券のようなペラペラのコピーなのが安っぽい。この空間であればなおのことだと思いつつ、重厚なエレベータホールへ。 2基のエレベータはいずれもシースルー。行き先ボタンはドアの脇ではなく、カゴの側面に取りつけられている。一般的に車いす用のボタンがある場所に近いが、それよりは高い位置にあるので、デザイン上の工夫なのだろう。 今回用意されたのは4階のコーナールーム。かなり低層階だが、眺めが特段いいわけでもないので、ここのホテルではさほど気にならない。 廊下の突き当たりにある小ぶりで民芸調の扉を入ると、長い動線をぐるりと経由して居室に至るようになっており、途中にはバスルームへの入口と、2枚の窓がある。窓には固定式のレースとローマンシェードが取り付けてある。 居室はコーナーにあり、3枚の窓に面している。ムーディーな照明のロビーから来ても、なんとなく薄暗く感じるほどに控え目な照明だ。ややタバコくさいところを見ると、禁煙室ではないのかもしれない。 コーナーの最も明るく開放的な位置にデスクを設置。装飾のあるカーテンと、幾何学的なデザインのデスクが折衷的雰囲気を醸す。梁に設けられたブラケットライトも特徴的だ。 ベッドは奥の方にある。白いデュベカバー仕上げのベッドメイクは、4階もJフロアも同様。ということは、コーナーデラックスダブルは、Jフロア内になくてもJフロア扱いなのかもしれない。 ソファは白くて大型のものがふたつ並んで置かれている。テーブルを挟んで向かい合うように置いた方が雰囲気がいいと思うが、そのようにして置けるスペースはない。また、この配置はテレビに向かうには好都合のようである。ソファの座り心地は抜群。前に添えたガラステーブルも立派だ。 バスルーム入口にはチェストがあり、その上にはバスローブが置いてある。部屋は42平米と広いが、収納スペースは少なめだ。 総大理石張りのバスルームは圧巻。開業当時のままだと思われるが、全館の中で最も均整が取れており、破たんのないデザイン性が感じられる。 ユニークな色合いのベイシンが印象的。いくつものミラーにより、広いバスルームが一層広々と感じられる。 バスタブは樹脂系で、緑がかった色をしている。3方向を壁に囲まれているが、側面が鏡張りなので、まったく閉そく感がない。 バスタブと並んで設置されているシャワーブースは、広くはないが多機能のシャワータワーが便利。 バスアメニティはベイシンに用意されている。シャンプー類は20ミリリットルの小型ボトルが1本だけ。 トイレはシャワーブース前。背後にはタオルウォーマーがある。タオルやアメニティはすべてひとり分のみ。最初からシングルユースを想定していたらしい。だが、バスローブだけがふたつなのはなぜだろう。 翌日、朝食は1階のカフェラヴェンナでのブッフェ。利用客は少なかったが、静かというよりは閑散として寂しい印象。内容は一般的で、ご当地の味としては、ままかりの酢漬けくらい。 ロビーでは朝の無料コーヒーサービスもある。 ホテルの敷地は、ホテルの裏にある重要文化財の大橋家住宅とつながってる。レストラン「八間蔵」は、旧大橋家住宅の米蔵。 旧大橋家住宅を見物するには、ホテルから直接アクセスすることはできないので、通りをぐるりと回って歩かなければならないが、一見の価値はある。 |
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