YKsonic Web | home | concert | kidoairaku>2010 | blog | gallery | profile | contact | |
湯沢グランドホテル Deluxe Twin Room | |
Yuzawa Grand Hotel | 2010.09.08(水) |
秋田県湯沢市 | 喜-3 |
ARCHIVES ・ 1992 |
謎のアップグレード 湯沢の街も一年ぶりの再訪である。宿は昨年と同じグランドホテル。前回と違うのは、夜中に駅からトボトボ歩いて来たのではなく、明るいうちに車で到着できたことだ。だが、ハイエースで機材と一緒に移動するのはかなりしんどい。 日中に見るロビーは、明るく広々と感じられる。天井のダウンライトもすべて点灯し、人は少なくとも、人を迎ようという雰囲気がある。中央にはソファを並べたシッティングエリアがあり、周囲には引き出物を飾ったショーケースが並ぶ。 また、新調された挙式場「Perle」の内部が公開されており、このホテルがブライダルに力を注いでいることがうかがえる。 チェックインはスムーズに済み、用意されたツインルームに入った。ところがあまりにタバコくさかったため、5秒と留まらず、フロントに引き返してルームチェンジを頼んだ。 新しいルームキーを受け取り、たくさんの荷物を引きずって部屋へ。今度の部屋は大丈夫そうだったので、早速荷物を広げようと思った矢先に電話が鳴った。 フロント係が言うには、もう一度部屋を移って欲しいとのこと。なんだかよくわからないが、たぶん、この部屋は他の客のためにアサインがブロックされていたのに、早合点して出してしまったということなのだろう。 今度はフロント係が部屋に迎えに来た。ご面倒をお掛けして申し訳ないとさかんに詫びていたが、荷物を広げる前であったし、あまりに低姿勢に詫びられるので、不機嫌になることもなかった。 改めて用意されたのは、最上階にあるデラックスルームだった。当初のツインよりも立派な部屋にアップグレードされたようだ。理由はよくわからないが、興味深い部屋に通されたのは嬉しかった。 デラックスルームは、ちょうどシングルルーム2室分の面積がある。横長の構造はロイヤルパークホテルのデラックスルームとよく似ており、バスルームを取り囲むようにして、リビングスペースとベッドスペースが配置されている。イスの布以外のファブリックはすべて新調されているが、家具は以前のものを使っている様子。 リビングスペースには、ブラウンのカバーが掛かったロングソファがあるが、これは広げればベッドになるのかもしれない。通常よりも高いと思われる天井からはかわいらしいシャンデリアが下がっており、これとダウンライトは調光が可能だ。 デスクユニットはシングルルームのものと同等だが、イスだけは少々立派。冷蔵庫は空で、電源も切ってある。卓上のスタンドは固定式で動かすことはできない。 ベッドスペースとリビングスペースの間には、造りの立派なチェストが置かれており便利。艶やかな木目は、部屋全体のクオリティを引きあげている。 ベッドは135センチ幅のものが2台並ぶ。カバーと一体になった寝具を使い、オットマンを添えている他、窓際には、アームチェアとテーブルを置いている。 窓は2面。横幅いっぱいにレースとドレープが掛かるようになっている。テレビは2面の窓の間にあり、32インチの液晶をテレビ台に載せている。 窓からは、6階の高さながらも湯沢の市内を一望できる。空が広く感じられ、なかなか気持ちの良い眺めだ。 バスルームはスタンダードツインと同等のもの。タイル張り仕上げで、清潔感も申し分ない。ただ、シャワーが弱々しいのが気になった。 バスアメニティは最低限のセッティング。シャンプー類はボトルディスペンサー式で、クオリティも低い。タオルは3サイズが2枚ずつ。青緑色なのが面白い。ドライヤーは「ゾウさん」型が備え付けてあるが、デスクには別のハンドドライヤーも用意されている。 食事は1階のレストラン「TRENDY」を利用した。正統派のホテル洋食レストランという印象で、料理もサービスも丁寧。そして低価格なのが嬉しい。 朝食も同店で1,155円で提供される。洋定食、和定食、それぞれテーブルにフルサービスされる。ホテルらしい朝が迎えられた。早朝には、朝刊とともに、チェックイン時のごたごたを詫びるメッセージがドア下から入っていた。 |
▲このページの先頭へ | |
OFFICIAL WEBSITE |
このホテルに関する過去のレビュー |