YKsonic Web | home | concert | kidoairaku>2010 | blog | gallery | profile | contact |

全日空ホテルクレメント高松 Standard Twin Room  
ANA Hotel Clement Takamatsu 2010.07.09(金)
香川県高松市 楽-2

吹き抜け2階の装飾照明

ARCHIVES

1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
ホテル別リスト
レストラン別リスト
「楽5」「喜5」ベストコレクション
グルメ2010
グルメ2011

気がつけば朝


ホテルにチェックインしたのは23時半。明るくハキハキとしたフロント係の好青年は、部屋割の都合でツインを用意したと、セミダブルルームの予約からアップグレードしてくれた。そして「どうぞそのままお使い下さい」と言葉を添えた。どういう意味なのだろうかと、しばし考えてしまった。

だが、そのままもなにも、結局、ベッドを使用することなく、夜が明けてしまった。デスクワークに追われて徹夜だったのである。軽くシャワーを浴びて、あとはデスクに向かっただけ。まるで空港ラウンジのような使い方だった。

夜にはしっとりと落ち着いた雰囲気に見えた客室だが、表向きのワイドな窓から入る日光に照らされて見る内装には、ライトな色調とナチュラルなテイストが感じられる。

前回利用した、つまり今回予約してあったセミダブルは、窓が2面あるが横向き。それでも十分だと思っていたけれど、こうして比較すると、こちらの方が圧倒的な開放感がある。

客室の形は、窓に向かって広がった扇状をしており、入口付近にはゆとりあるホワイエがある。クローゼット前を通って居室に入ると、ベッドが窓の方に足を向けて2台並び、ふたつのアームチェア、独立デスク、テレビ台、荷物台が置かれている。

ツインルーム居室

ベッドは格子柄の白いデュベカバー仕上げの寝具と、淡い色のスローケットが掛かっている。ベッドボードはライトな木目に、黒いラインがアクセント。大きな額も印象的だ。

ベッド

アームチェアはどっしりとした存在感。窓からの眺めも悪くないが、窓を背にしてセットされ、真ん中に丸いコーヒーテーブルを添えている。窓から見えるのは、高松城址や高松港の風景。緑や海、なかなか和む眺めである。

窓からの眺め

デスクはさほど大きくないが、独立して窓向きに置かれている。添えられたイスはブルーのファブリック。背後にあるシルバー縁のミラーと共に、この部屋の中では最も強い色調を使っている。

デスク

テレビ台や荷物台も、ライトな木目とブラックアクセント。裾がすぼまった共通のデザイン性を持ち、兄弟のように並んでいる。

テレビ台と荷物台

テレビは隅に寄せられており、空いたスペースには湯沸かしポットを置けるようになっている。中には冷蔵庫と食器を収めた引き出し。蓋つきのマグカップが可愛らしい。

グラスやカップ

バスルームは、バスタブとベイシンがカギ型にずれたレイアウトになっているが、あるものは至ってベーシック。手前にベイシンがあり、奥にバスタブとトイレが並んでいる。広さは3.8平米と、わりとゆったりしている。

ベイシン

バスタブにはハンドレスト付き。カランにはサーモスタットを備えているが、シャワーヘッドは安物の部類。水流がコントロールできず、おまけにきめが粗くて心地よく感じられない。

バスタブ

バスアメニティはオリジナルのパッケージに入ったものが、トレーにまとめられている。シャンプー類は大型のディスペンサーボトル式。タオルにはホテル名が入っている。

ホテル名入りタオル

チェックアウトもスムーズに行われた。午前10時。ちょうどロビーが一段落つく時間帯だろうか。ほとんど人の姿はなかった。

ロビー

正面玄関前もひっそりとしている。大きな丸テーブルには、季節の装花が飾られ、わりと無機質な感じの空間に、潤いを添えている。

正面玄関

予定の列車まで少し時間があったので、ロビーラウンジでコーヒーを。ロビーとは違って、こちらは混雑している。吹き抜けの爽やかな空間は、中央に噴水のオブジェを配し、回りにはグリーンをレイアウト。オアシスのような雰囲気だった。

ラウンジ中央のオブジェ

 ▲このページの先頭へ  

OFFICIAL WEBSITE

全日空ホテルクレメント高松

このホテルに関する過去のレビュー

100315