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庭のホテル Superior Twin Room | |
Hotel Niwa Tokyo | 2010.04.10(土) |
東京都千代田区 | 哀-1 |
ARCHIVES ・ 1992 |
チェックアウトの行列 庭のホテルに泊まるのはこれが3度目。フロントでのチェックインは丁寧な物腰で行われ、「いつもありがとうございます」と挨拶があった。しかし、その余韻に浸る間もなく、デポジットをたっぷりと要求された。こういうホテルとは長い付き合いをしたくないと思う瞬間である。 エレベータで10階へ。ハロゲンライトの放つ鋭い光に照らされた大理石が印象的なエレベータホールから、客室扉の並ぶ廊下に進むと、行燈風のライトが穏やかに灯っており、どことなく旅館のような趣きを感じさせる。 用意された客室は予約したとおりのスーペリアルーム。24平米の広さがある、このホテルの標準客室である。扉を開け、室内に入るとずいぶんと蒸し暑かった。日当たりが良好なことで、室内が暖められた名残りと思われるが、同時にファブリックの劣化が早まるのが心配だ。 ベッド幅は110センチ。少々スリムなベッドだが、部屋のサイズにはマッチしており、ちょうど居室の窪みに納まりがいい。しかし、電球型蛍光灯がメインの照明とこの壁紙とは、波長の相性が悪く鬱陶しく感じられる。 ベッドの前にはリビングスペースがある。アームチェアはひとつだけで、テーブルはない。その代わりにどっしりとしたデスクがあり、ワークスペースとしてはよい環境が整っている。テレビは壁掛けで、窓際に細いキャビネットを置いている。 デスクと入口とはかなり近い。そのため、廊下を歩く人や客室係が作業をする気配などが伝わってくる。ドアの脇にあるミラーはクローゼットの側面。収納スペースは少なめだ。客室の天井高は270センチある。 バスルームにはゆとりが感じられる。バスタブやベイシンのあるエリアとは、簡単な仕切りで分けられたトイレ。その周囲は木目シールを張っている。バスタブ周辺は白系でまとまっているので、コントラストがあっていい。 バスタブは140×80センチのゆったりサイズ。バスアメニティやタオル類もいい感じ。なかなか居心地のよいバスルームだ。 夕食は館内のレストランを利用した。19時の予約を希望したが、店の都合により18時半にされた。おそらく厨房の事情によるものと思われるが、最近はこのように店の都合を客に押し付けるケースが増えてきたように思う。 小さな店なら仕方がないが、ホテルのダイニングならば客の都合を最優先すべきであり、客が集中すると調理もままならないというのでは粗末だという印象になる。だが、料理は総じて好印象だった。 翌日のチェックアウトは、驚くほどの混雑だった。カウンター前には長蛇の列ができ、それが途切れるには25分を要した。改善が求められる。 |
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