トーヨーグランドホテル Twin Room |
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Toyo Grand Hotel |
2009.11.30(月)
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北海道中標津町 |
哀-1
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給食の器 | 最果てに向かう飛行機はターミナルの最果てから出発した。検査場から搭乗ゲートまではるばる歩き、ちょっとした散歩のようだった。珍しく青い飛行機に乗ったのは、それ以外の選択肢がなかったから。この年、たった一度の搭乗となった。 中標津には定刻に到着。ターミナルビル内の飲食店で天親子そばなるものを食べ、いざタクシーに乗ろうと思ったら、もう一台も残っていなかった。配車を頼み、乗り込んだタクシーで一路トーヨーグランドホテルへ。昨年の同じ日に初めて利用し、今回で2度目の滞在となる。 チェックインを済ませ、まずは「喫茶104」で珈琲ブレイク。気温の低さや、ペースのスローダウンにも、これで馴染むことができるだろう。用意された客室は3階のツインルーム。これは昨年と同じカテゴリーだと思われ、基本的な設備は同等であるが、レイアウトは異なっている。 このホテルは窓や柱の位置と、部屋ごとのスパンが一致しないため、室内の思わぬ位置に柱が飛び出ていたりする。それを避けるためにレイアウトが違ってくるのだろう。 だが、それだけでは説明のつかない部分もある。トイレやバスルームの位置もまた、ちぐはぐな配置になっている。利用した部屋のトイレは隣室に向けて突出しており、逆に隣室のトイレはこちらの部屋のバスルーム裏に張り出している。なんとも不思議な構造だ。 それを除けば、ごくありふれたツインルーム。ベッド2台と、デスクユニット、シッティングスペースに、置き家具のクローゼットという設えだ。 バゲージ台もあるのだが、これはベッドの奥に置かれている。窓側の壁にはど真ん中に大きな柱があり、部屋側に飛び出ている。そして、ベッドの側面とその柱は近接している。バゲージ台は、その柱とベッドによって孤立化したスペースに置いてあるため、そこに荷物を運ぶのは容易でなかった。 トイレは完全独立型で、トイレと離れた位置にあるバスルームはタイル張りのユニット。温泉大浴場が併設されているので、客室のバスルームは使わなかった。 高速インターネット接続は無料。フロントで接続キットを借り、テレビに設けられた接続口を利用する方式だ。室内にコンセントが少ないことや、マスター電源がルームキーで作動する方式のため、外出するとコンセントもオフになってしまうのが不便だった。また、暖房を弱にしていても、息苦しいほどに暑くなるのだが、切ってしまうと凍えそうだった。 夕食は昨年と同じ「白樺」で、昨年と同じ「バラエティーセット」を注文した。トレーに載った北海の名物は同じだったが、味は昨年の方がよかったように感じた。 朝食も同店で提供されるが、こちらはなかなかの充実ぶり。夕食よりも朝食の印象がいいという点は、鹿児島県鹿屋のホテル大蔵にも通ずるが、それぞれの朝食を比べた場合は、ホテル大蔵に軍配が上がる。理由は鮮度。特に野菜の鮮やかさは忘れられない。だが、こちらもそれに迫る充実ぶりで、特にかぼちゃコロッケは美味しかった。 翌日は海に近い小さな集落、薫別の小学校を訪ねた。頑是ない子どもたちに囲まれ、命の洗濯をすることができた。ランチには給食が振舞われた。正直、少しも美味しくはない。だが、これにも子どもたちの成長を願い、栄養バランスなどを考え抜いた結果なのだろう。 その上で思うのは、もう少しまともな食器で食事をさせたいということだった。せめて卒業前の1年だけでも、落とせば割れる食器を使えないものか。食事中の振舞いは品格の基本であるが、それは子どものうちに身につけるべきではなかろうか。 |
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トーヨーグランドホテル(公式サイト) | |
以前のレビューはこちら→ | 081130 |
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