ホテル大蔵 Twin Room |
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Hotel Ohkura |
2009.11.26(木)
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鹿児島県鹿屋市 |
楽-2
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男ばかりのレディースフロア | 昨年に続き、二度目の鹿屋。錦江湾を横切るフェリーに乗船し、桜島を眺めながらの短い船旅を楽しんだ後、また車に揺られて鹿屋に到着した。 宿は昨年と同じホテル大蔵。この3月に別館が完成し、規模が拡大している。チェックインタイムは16時だが、1時間ほど早い到着ながらも、すぐにルームキーを渡してくれた。 用意された客室は新しい別館5階にあるツインルーム。5階は女性優先フロアということになっているが、実際に泊まっているのは男性ばかりのようである。本館と別館は、ロビー階の連絡通路だけで結ばれており、エレベータは1基のみ。 レトロで落ち着いた本館と比べると、別館はややフェミニンな印象だ。5階だけなのか、他のフロアの部屋もそうなのかはわからないが、室内インテリアもまた女性好みする雰囲気にまとまっている。 薔薇の壁紙に、カントリー調の家具など、ローラアシュレイの世界をイメージしているのかもしれないが、仕上がりのテイストはあまり似ていない。そして最もちぐはぐなのはグレースケールストライプ柄の男性的なカーペット。まるで上半身はメイド姿なのに、下半身がスーツ姿であるような違和感である。 部屋の形は横広タイプで、窓は一面だがややワイドに取られている。眺めは本館が見えるだけで面白くはない。ベッドは窓に足を向けて2台が並んでいる。サータ社製のマットレスは心地よい弾力だが、ベッドリネンの感触は粗く、デュベカバーは都度替えしないので、しわくちゃだった。ベッドメイクも丁寧に行われたとは思えない仕上がりで少々残念。 ベッドと窓の間には、白いレザー張りのオットマン付きソファがある。これを少し動かしたいと思い、それなりの重さを想定して持ち上げたのだが、予想外の軽さにふんぞり返ってしまった。 デスクは壁に向かって置かれているが、トップが広くて使いやすい上、コンセントが3口あるのが便利。デスクには無料のミネラルウォーターが2本用意され、生花も飾られている。デスク脇には20インチの液晶テレビがあるが、ベッドから見るにはやや小さいと思われる。 不思議だったのはデスクに添えられたイス。デザイン的にも高さも合わないので、何かの間違いではないだろうか。照明はやけに明るい蛍光灯のダウンライトがメインだが、それを消しても残りの電球で十分明るくムードもある。 バスルームは140×200センチのユニットだが、なんとなくバスタブが小さく感じた。タオルは居室の引き出しに入っており、バスアメニティは限定的で、リンスインシャンプーというのも寂しい。 夕食と朝食に館内のレストラン「RIVER」を利用した。夕食も非常に手ごろで良心的な値段ではあるが、盛り付けやポーションが貧弱で残念。また店内が蛍光灯で明るすぎ、雰囲気が白けている。食後のコーヒーすらなく、定食屋のような内容だったが、サービスは丁寧で料理人の腕も悪くないだけにもったいない。 一方、朝食は気が利いている。新鮮な野菜やフルーツに、ご飯が進む自家製惣菜もあれこれと並んで楽しい。 |
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ホテル大蔵(公式サイト) | |
以前のレビューはこちら→ | 081125 |
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