パレスホテル立川 Standard Double Room
Palace Hotel Tachikawa
2008.03.08(土)
東京都立川市
楽-1

大理石のロビー
 
割安ダブル 週末の立川駅周辺はいつも混雑しているが、パレスホテルの辺りまで来ると、急に人通りが少なく感じられる。人が集中するエリアは極狭い地域に限られているようだ。駅前には伊勢丹と高島屋がある。駅が現在のような構造になる以前は、高島屋が駅前にあり、伊勢丹は少々離れていた。明らかに高島屋の方が立地がよく、賑わっていた。

だが、今ではその立場は完全に逆転している。駅前の伊勢丹は活気に満ちているのに、その裏手にある高島屋は閑散としていることが多く、通り一本でこうも違うものかと驚かされる。更に裏手のパレスホテル周辺ともなると、駅前エリアとは思えない静けさだ。だが、これはホテルに滞在する客にとっては好都合である。静かな環境が保たれていると同時に、駅や繁華街へのアクセスに恵まれているからだ。街並みは整備されているし、緑も豊かである。

到着したのは午後1時。パレスホテルの館内は、ランチを終えて店から出てきた客で混み合っていたが、フロント周辺は空いていた。今回利用したのはダブルルーム。スタンダードツインと同じく約24平米の面積だが、ベッドが1台なので、窓際付近に大きな余裕が感じられる。

内装や備品を含め、ベッド以外に異なる点はない。だが、不思議なことに、このホテルはダブルよりもツインの方が高い。たいていはツインもダブルも同じ料金であるか、もしくはダブルの方が高い場合が多いが、ここでは1名利用でも2名利用でも、ツインの方が1,155円高く設定されている。

ダブルルームのベッド幅は160センチ。ツインと同様に寝具は毛布である。バスルームは明るく、厚手のタオルが用意されており、シャワーはこれまで通り忘れられない強烈なパワーだ。トイレは洗浄機能付き便座を備えてるが、便座にダンパーが付いていないらしく、フタを閉める際にうっかり手を離すと、「バタン!」と激しく閉まる。

どうやら宿泊客は少ないらしく、夜間も静かに過ごすことができたが、客室係は朝の8時から廊下に繰り出し、賑やかな音を立てながら清掃を開始した。朝食は1階のレストランで2,079円のブッフェを試してみた。野菜炒めやマカロニグラタンなど、食堂みたいなアイテムも並んでいるが、肝心は基本アイテムはあまり充実していない。パンもロール2種類しかなかった。

 
24平米のダブルルーム デスク方向を見る テレビの下は冷蔵庫と引き出し

窓際からベッドを見る ベッド キーを置くと照明電源が入る

バスルーム ベイシン バスタブ

バスアメニティ お茶とコップ ロビーの噴水を上から見たところ

 パレスホテル立川(公式サイト)
 以前のレビューはこちら→ 050212 071223


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