コンサートで会いましょう喜怒哀楽トップページへ2004200320022001200019991998199719961995199419931992ホテル別インデックスレストラン別インデックス

2004.10.08.(金)

横浜エクセルホテル東急 Twin Room D
Yokohama Excel Hotel Tokyu
楽-2 ノスタルジー・ヨコハマ
客室の照明
横浜東急ホテルからエクセルホテル東急に変わってからは初めての利用だった。以前から、古びた感じが横浜のノスタルジックな雰囲気にマッチして、意外に好印象を持ったものの、なかなか利用する機会がなかった。立地はずば抜けているが、ひとつには部屋が平均して狭いこと、もうひとつには料金が割高なことが理由だった。このホテルも週末は驚くほど強気な料金だが、平日はそれほどでもない。しかし、みなとみらいや山下公園付近の思い切った平日ディスカウントと比較すると、やはり割高感がある。

この日は強い雨が降りしきり、ホテル前の軒下には若者がたむろし、そればかりか客引きまで集まっていて感じの悪い場所になってしまっていた。ロビーにも待ち合わせや雨宿りの人が溢れ返り、駅の待合室のよう。その年齢層の高さも特筆もので、ここは新橋駅前か第一ホテル東京のロビーかという雰囲気だった。

今回は最も手ごろなスタンダードルームを予約していたが、チェックインの際にアップグレード券を出したところ、広い部屋を用意してくれた。ワンランク上がるだけかと思っていたので、ちょっと得した気分。ロビーにはロビーアテンダントが控えていたが、客室への案内は率先して行わないようだ。自ら荷物を引いてエレベータで9階へ。エレベータホールにもシャンデリアが下がり、洋館風のデザインが横浜らしい。

客室は入ると前室があり、そこにクローゼットやミニバーキャビネットを配置した。扉を隔てて居室があり、横長のスペースに2台のベッド、ソファセット、アーモア、デスクユニットがレイアウトされている。窓は2面あり、ちょうど狭いツインの2倍の面積があることが想像できる。天井には2基のシャンデリアが下がり、調光が可能。デスクの上にもシャンデリアと同じデザインテイストのブラケットを設置し、エレガントさを演出している。リビングコーナーのテーブルにはレースのテーブルセンターが掛けられ、室内にはいくつかの観葉植物も置かれている。

ベッドスプレッドは新しそうだが、カーペットは傷んでいるなど、ファブリックの状態にはばらつきがあった。窓からは横浜駅やベイブリッジがよく見える。電話機は旧式なものが1台だけで、LANはない。バスルームはタイル仕上げだが、ベイシンは大理石。アメニティはエクセルホテル仕様だが、シャンプー類はミニボトルを用意している。バスローブはなかった。古い設備の客室ながら、不思議と落ち着ける独特の雰囲気を持った客室だった。

また、このホテルは便利な立地にあり、地階には東急ストアが入っている。そのまま地下道を経由すれば、地下街やデパートにアクセスでき、買い物にも不自由しない。レストランは改装されているが、1階のロビーラウンジ同様、やや料金設定が高めで、周辺の環境から孤立している感は否めなかった。

入り口から室内奥を見る 室内奥から入り口方向を見る

バスタブとトイレ ベイシン

フロントカウンター ロビーのシッティングスペース

[横浜エクセルホテル東急] 991214

Y.K.