コンサートで会いましょう喜怒哀楽トップページへ2004200320022001200019991998199719961995199419931992ホテル別インデックスレストラン別インデックス

2004.06.25.(金)

ホテルメトロポリタンエドモント Executive Single Room
Hotel Metropolitan Edmont
楽-2 書斎風シングル
ロビーのカスケード
日が暮れる頃になって、急に激しい雨が降り出した。地下鉄の階段を上がると、雨を避けるように駆け込んでくる人々とすれ違った。濡れたスーツや、急ぎ足の様子から、雨が相当なことが伺える。地上に出ると、雨だけでなく風もきつかった。地下鉄の出口から、ホテルエントランスまで、わずかな距離が遠く感じられた。

ホテルでは、丁度何か会社関係の会がはねたところだったらしく、ロビーは新橋駅前のような雰囲気だった。チェックインもにわかに行列ができ、しばらく待つことに。その際、若いベルマンは「こちらでお待ちください」と声を掛けるだけでなく、腕を客の体の前に差し出し、止まれのジェスチャーをしているのが気になった。客は整列を拒んで先を急いでいたわけではない。声を掛けるだけで十分に思った。

チェックインを済ますと、ベルマンが客室まで案内してくれた。17平米。ベッドは壁にぴったりとくっついており、いささか窮屈な印象だ。その分デスクは広く、LANを備えたデスク前の床には十分な空きスペースがあるので、部屋で作業をするには悪くない環境かもしれない。デスクのイスも、背もたれが高く、回転式なので心地よい。電話機はナイトテーブルにあるが、デスクからでも十分に手が届く位置。寝具はレギュラーフロアよりもよいものを使い、バスローブも備える。冷蔵庫は空で、ドリップコーヒーが190円で用意されている。

クローゼットは狭く、ハンガーは3本しかない。グラスやスリッパが2組用意されているところを見ると、2名で利用する場合もあるようだが、かなり手狭であることを覚悟しなくてはならない。バスルームは思ったより広く、アメニティも十分に備える。バスタブが暗いのが難点だ。ルームサービスは朝食の他、19時から24時の営業。エグゼクティブフロアの滞在客が利用できるサロンは、いつもガラガラだ。女性の係が常駐しており、デスクで集中しながらパソコンに向かっているが、後ろの鏡に映った画面を見ると、ゲームをしている最中だった。

チェックアウト時、フロントには列こそなくとも慌しそうだった。会計を済ませると、担当した係は、こちらが支度を整えるよりも早く立ち去ってしまい、とても印象が悪かった。忙しいのはわかるが、客が立ち去るのを見送るのは重要なことだ。その間、手持ち無沙汰なら、そのままの状態で差し出した明細を折りたたむなどしたらどうだろう。

室内全景 デスクの後ろは広々

割と広いバスルーム ロビーの一角

レストラン案内のデスク ロビーラウンジ

2004.06.25.(金)
ベルテンポ
Beltempo
哀-2 乾燥したカニ
店の入口
3,980円のディナーブッフェを楽しんだ。目玉はカニだ。他にも寿司、カレーなどの他、様々な西洋料理も並び、料理人によるカットサービスなどのパフォーマンスもあるのだが、ゲストの多くはそちらに見向きもせずカニをひたすら食べている。実際、それ以外の料理はあまり減っていないようだった。ところが、カニの味は今ひとつ。身が痩せており、パサパサしていた。長時間冷凍して、水分が抜けてしまったような状態だった。

店のインテリアはなかなかだ。高い天井に、ライブラリー風の壁などに加え、照明効果も高い。しかし、ところどころ電球が切れていたのが気になった。また、サービスに関しては、下げ物は積極的だが、空になった水のグラスに気付くことはついぞなかった。それどころか、水のグラスの内側を鷲づかみにして氷や水を入れている様子が丸見えで、それを客に出すという感覚の恐ろしさを実感した。

[ホテルメトロポリタンエドモント] 971025 030712

Y.K.