新潟駅から単身タクシーで到着。小雨が降りだしたが、気温は高かったので少し蒸していた。正面玄関にはマネージャーたちが構えており、こちらの顔を見ただけで名前を呼びかけてくれ、うれしく思った。サインだけの簡単なチェックインを済ませ、部屋に向かった。客室は昨年滞在した時と同じ客室番号。これもひとつの配慮と受け止めた。
昨年は枕にもカバーが掛かっていたが、それはしなくなった。冷蔵庫には客室では珍しい瓶ビールが入っており、加湿器も備わっている。室内はどこも清潔で気持ちがいい。バスルームは広くないが、サーモスタットつきのカランや勢いのいいシャワーが心地よかった。荷物を解いてから、待ち合わせた人と会うためにロビーラウンジ「しなの」へ向かった。
ラウンジは2階にあり、片方にメインロビーを見下ろし、反対の窓からは信濃川を望むベストローケーションに浮かぶように位置している。客席はゆったりしており、チェックイン後にまず一息つくのにぴったりだ。しかし、アイスコーヒーはビール用の小さなタンブラーに注がれて運ばれるのだが、これではムードがいまひとつ。味も濃縮タイプで美味しくない。
夜はディナーショーに出演し、その後は主催者の皆さんと「スターライト」で話に花を咲かせた。抑えた照明にキャンドルライトが揺れ、弾き語りのライブ演奏が加わって懐かしい雰囲気に包まれる。なんともいえない温かさに満ちた空間だった。
翌朝は「津波喜」で朝食ブッフェをとったあと、地階のビューティーサロンに立ち寄り、シャンプーをしてもらった。頭皮を丁寧にマッサージしてもらい極楽気分。前夜の疲れもキレイに吹き飛んだ。
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